
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
あちゃまるさんからのご相談です。(相談文はこちら)
自分の選択に自信がなく、占い依存性です
もともと非科学的な事柄にわくわくする性分ではありましたが、離婚をきっかけに占いにハマってしまい、自分の人生の舵取りができなくなっています。
元夫とは、占い的に「その時期はあまり良くない」と言われていた時期に出会っており、そのせいで離婚した…とさえ思ってしまうのです。今度こそは失敗したくない!という思いから、「次の出会いはいつ、どんな人か?」「その人とならうまくいくか?」を何度も何度も占ってしまい、我に返るとバカバカしいのですが、不安が募る夜には大金をつぎ込んでしまいます。
私が決めた事は駄目になるという思い込みが、自分の選択に自信をなくさせ、占いに頼ってしまうのだと思います。
ひとりの占い師さんだけでなく、何人もの方に占ってもらい、同じ答えが集まれば一瞬だけ安心します。それでもすぐに不安になって、止められません。俗に言う、占いジプシーです。
いいなぁと思う人がいても、「今は占いで言われた時期じゃない」とスルーしてしまう程傾倒してしまっています。
冷静な自分はこのままでは良くない!と思いつつ、今度こそ当たるかもしれないと課金してしまいます。こんな私に喝を入れて欲しいです!
占い、楽しいですよね。
上手く活用できたら生活にも潤いというかメリハリができます。
ちょっと悪い事がお示しされたら、気を引き締めようという気になるし、
良い結果ならやる気になって自信もつきます。
当たるも当たらぬも、結果ありきなんですが、
占った後の心の持ちようで行動が変わることがあるので、全ては自分次第です。
ってエラそうなこと言ってすいません。
ワタクシも占いにハマった経験があります。
課金の請求額を見て愕然としながらも「まだ大丈夫・・・」(←全然大丈夫じゃない)って言い聞かせていた時期もありました。
「この人は本物」と噂を聞けば高い金額でも惜しみなく払いましたよ。(いや、結構惜しんでましたけど・・・)
経験から、占いを止めるよりもどう向き合うかをお伝えできたらと思います。
「決めたらダメになる」と思うクセ、どこから来たのか探ってみよう
占いに頼ることはOKだと思うんです。
決められない時に、自分の本心を探るために占いを使ってみるのもありだと思います。
あちゃまるさんの場合、すでにお気づきの通り
>決めた事は駄目になるという思い込みあ
これが強そうですよね。
思い込みがあることに気づいているのは、すごく自分を理解しているんだと思います。
それは、いつから思い込むようになったんでしょうか。
ここを掘り下げると、何か占いとは別の心のクセ(または傷)みたいなものが見つかるかもしれません。
自分で決めたことで大失敗した事がある、誰かにそれを責められたなど、
過去を探ることで、もしかしたら思い出したくない事が出てくるかもしれません。
ただ、ここで自分の心と向き合えれば、占いへの依存も軽くなっていきます。
>自分の選択に自信がない
こちらもどんな時に自信がなくなってしまうんでしょうか。
もしかすると「結婚、恋愛、異性」に限定しているならば、
過去の傷を癒すことが最優先かもしれませんよ。
と言うのも
>「今は占いで言われた時期じゃない」
と占いで決めようと自信を持って「決めている」あちゃまるさんがいるからです。
なので、「決められない」人ではないし、「選択に自信がない」人でもないんです。
占いの裏にあるのは、「こうなりたい」という希望
不安で占いをしてしまう心理には、期待と希望があります。
当たるかもしれないと思えば、いい結果を得られるまでやってしまう。
これは、占いでいいお示しが出るまでと、現実的に納得できる結果が出るまでの両方への期待です。
この時、「こうありたい」という希望をすでに描いているんですよね。
特に何度も占っているならば、「こうありたい」と願う傾向も出てきているはずです。
例えば
>「次の出会いはいつ、どんな人か?」「その人とならうまくいくか?」
占いから離れて、あちゃまるさん自身で考えてみてください
・どんな人が理想ですか?
・うまくいくとはどんな状態でしょうか
この辺りをもっと具体的に自分主体で思い描いてみてください。
過去の恋愛や結婚を経て、どんな人がいいのかを自分の言葉にする事ができるようになっています。
例えば、自分の恋愛遍歴を年表にしてみることもオススメです。
いつどんな時にどんな人と、
どんな恋愛をしたのか。
良かったところ、嫌だったところをつぶさに書き出してみると、
自分の好きなる人の傾向やどんなところで失敗するかの傾向を知ることができます。
これは占いよりも信憑性がありますよ。
なぜなら不思議なもので、人は同じような人、同じようなシチュエーションで好きになってしまう事があるから。
それから、占いの結果を何度も確認してしまうのは、
「本当はうまくいきたい」という強い希望があるからこそ。
でもその一方で、「ダメになるかも」という前提があると、
それに沿うような選択や行動を自分で取ってしまうこともあるんです。
心理学ではこうした現象を「予言の自己成就」と呼びます。
言葉にしたことや信じたことが、現実を動かしてしまうことってあるんですよね。
だからこそ、「どうなりたいか」を丁寧に描いてみることが、未来を選び直す力になります。
それでも占いが必要ならば・・・
長い間、占いを安定剤のように、清涼剤のような目的で使っていたならば、
すぐには止めづらいので少しづつ利用回数を減らしてください。
でも、やっぱり気になることがあると占いたくなるし、
雑誌やWEBサイトで視界に入ってくることもありますよね。
ならば、自分で占ってみてはどうでしょうか?
オラクルカード、タロットカードなどは簡単に手に入りますし、
占星術はサイトでも詳しい見方、占い方が丁寧に載ってます。
自分で占えるようになったらその日の気分でチェックできます。
課金してどうにもならない時の選択肢としてオススメです。
ちなみに、占星術、それからカードも心理学に深く関係する部分があります。
心の奥からのサインをどう捉えるのかをカードを使って意味を見出そうとしたり、
天体がそれぞれの引力で動くように、人々も1人の行動に影響されて周囲の状況が変わります。
そんなふうに考えたら、
占いも自分自身の心と行動を客観的にみるためのものとして活用するのもありだと思いますよ。
最後に
占いに頼りたくなる時、
それは「今の自分を信じきれない時」かもしれません。
でも本当は、心の奥にはちゃんと「選ぶ力」が眠っています。
占いを否定することなく、自分の本心を少しずつ思い出してみてくださいね。
必要なときは、自分の言葉で未来を描くお手伝いもしています。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
