【ご相談】毒親だったのか?と考えてしまうとき|寂しかった思いを解放する方法

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はくじひろです。

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まるさんからのご相談です。(相談文はこちら

母は毒親だったのか?と思ってしまう

こんにちは。
私は、もうすぐ子供が生まれ母になるのですが、今回は自分の母についてずっと心に引っかかっていることを相談したいと思いました。

今、私は35歳なのですが
5歳ぐらいのときに母が離婚して、そこからは別の人と結婚し、その人とも私が小学6年ぐらいのときに離婚しました。
実のお父さんも、次のお父さんも大好きでした。
離婚する前、幼かったので何ヶ月なのか何年なのか分かりませんが、
私と妹とおばあちゃんの3人で暮らしていた時期があり、あまり母と過ごした思い出がありません。(私が大人になった時に、その次のお父さんから聞いた話によると、その頃に母とその再婚の父が出会った時期だったらしいです)
でも実のお父さんとはその頃よく遊んでいて大好きだったのは覚えています。
そして、母とすごしたことをあまり覚えていなく、ある日の夜に母がおもちゃをくれたことを覚えていて、私はその時、母には私より大事なものがあって私は一番じゃないんだ、その罪滅ぼしでおもちゃで誤魔化そうとしてるんだと幼いながらに感じたことを未だに覚えています。
そしてその後、おばあちゃんから母と父が離婚することを聞かされ、本当に辛くて号泣したことを覚えています。
今思うと、普段いない上に、離婚の話すら自分でせずおばあちゃんからというところも、まったく…という気持ちです。
しばらくその父のことも忘れられなかったのですが、新しいお父さんにも割とすぐ懐くことができとても幸せに暮らしていました。
また、その頃もたしかに母からの愛情もたくさん感じていました。
その父とも離婚してまたとても辛い思いをしましたが、
私はずっと5歳頃の母と一緒にいられなかった時期のことが心に残っていて、私は本当に母に愛されていたのだろうかと疑いが晴れず、どこか母を信頼できないところがあります。

出産を控えて、最近より考えるようになり、一緒に暮らしていた子供の頃は母が大好きでこの母でよかったと思っていましたが、
最近、もしかして母は毒親だったのか?と思ってしまい、私も当たり前にいつも傍にいて欲しかったし愛されたかったと思ってしまいます。
また、親からされたことは連鎖するというような話も聞いたことがあるので、自分も子供に同じ思いをさせてしまうのか?と思い怖いです。

分かりづらい文章ですみません…。
母に対する大好きな気持ちと
その反面、結局は子供である私より大事なものや人があり、本当に愛されていたのか、毒親だったのではという疑いの気持ちをどう扱って折り合いをつけていったらいいのかわかりません。
ちなみに母は18歳で私を産み、若くて大変だったのもわかりますが、もっと安定した安心感のある親ならよかったと思ってしまうこともあります。
もう30年ほど前のことですがずっと心に残っていて、そろそろ折り合いをつけたいです。
何かアドバイスをいただけたら幸いです。

お母さんになるんですね。
お子さんと会えるのは楽しみですね。
また、一緒に過ごす日々を思い描くと嬉しさも込み上げてくるかもしれません。


お子さんのことを考えている時に、
ふと自分の幼少期のことや自分の母親との関係を振り返る方はとても多いんです。

「愛されていたと思う」
「でも寂しかった」

そんな相反する気持ちが同時に出てきて、自分でも戸惑ってしまうことがあります。


少し辛かった過去や寂しさを我慢したような出来事があると
心が揺れ動くこともあるでしょう。

「毒親だったのかもしれない」

そう考えてしまうくらい、寂しかったし、苦しかったんですよね。

そんな疑問を持ってしまうと、それを払拭するように過去のあらゆる出来事や気持ちを何度も何度も思い出そうとしてしまうこともあります。

「折り合いをつけたい」

母になることを目前にして、そのように決意しているまるさん、
きっと母としての新たな愛情が生まれているのかもしれません。

折り合い、つけることができるはずです。
過去の自分とそれから母とどう向き合うかをお伝えします。

「大好きだった母」と「傷ついた記憶」は両方あっていい

まるさんが、母のことを「毒親」だと疑ってしまったのは

母の離婚、再婚の時期に一緒に過ごせなかったこと
まるさんよりも「夫」を優先したと感じたこと

この2つがあったのかな、と感じました。

お母さんと一緒にいられなかった

という事実が、「大切にされてなかったのかも」という思いを強めてしまいます。

子供であれば、親からの説明は省かれるし、
それでも子供ながらに空気を読んで、
わがままを言わずに我慢することもあります。

お母さんに会えなくなるんじゃないか、
と思えば、不安と怖さを感じながらも過ごした時期もあるのではないでしょうか。

そんな中でも、まるさんの母への愛情はなくなることがなかったはずです。

>母が大好きでこの母でよかったと思っていました
>若くて大変だったのもわかります

大人になってから、「大変だった」と母の思いや立場に立っていることも、
大きな愛情の一つです。

>実のお父さんも、次のお父さんも大好きでした。

さらに、この思いもすごく大事なことですね。
母と父のことは別の話、と思いがちですが、
小さなまるさんが、二人の父のことを大好きと思えるようになるためには
お母さんの存在が大きいと思いますよ。

二人のお父さんの性格が優しく、子供好きだったかもしれませんが、

二人の父とまるさんが会える環境や状況がたくさんあったこと
さらに、母がまるさんのことをたくさん話していたこと

こんなことが考えられるのです。
もちろん憶測ですが、二人の父のまるさんへの関わりが優しいものであったなら、

お母さんなりに、まるさんを大切に思っていた部分もあったのかもしれません。

なぜなら、
母としてまるさんのことを大事にしていたことがそれぞれに伝わっていたし、
何よりも子供に大好きと思われる男性を選んでいたともいえます。

二人の父のことをもう少し詳しくお尋ねしないと分からないところですが、
父二人の愛情を通して、お母さんの優しさが伝わる部分だと思いますよ。

「母みたいになるかも」という怖さについて

良い思い出もある、大好きだし、母でよかったと思っている

一方で、母と過ごせなかった時期がある、一緒にいることができなかったことは、
悲しい事実として強く残ってしまいます。

大人になってからも
「母はどうしてそんなことができたのだろう」と疑問に思いつつも、
母の気持ちが分からなくなってしまうんです。

>親からされたことは連鎖するというような話も聞いたことがあるので、自分も子供に同じ思いをさせてしまうのか?と思い怖いです。

答えが出ないことに対して、
もしかしたら自分も同じようなことをしてしまうのではないかと考えてしまうのです。

このような時、「連鎖するのでは」と怖くなる方は多いんです。
でも、痛みを自覚している人ほど、「同じことをしたくない」と意識できます。

自分自身の痛みが分かっている
母のことを分かろうとしている

なのでまるさん自身が同じことを繰り返すことはありません。

例えば、
母の口癖が口をついて出てしまった
仕草が似てしまう
似たような価値観を持っている

生活を共にしていたことがあるならば、似てしまうことはあります。

これらを連鎖する、あるいは受け継ぐということはあります。



自分の子供には、同じような思いをさせたくない

そう感じていているならば、同じことが繰り返されることはありません。



さて、そうすると

どうして母は、子供に対してこんな酷いことができたのか

と思ってしまいますよね。

ここでやっぱり「良いお母さん」ではなかったのではないかと思ってしまうところかもしれません。

“いい子”で理解しようとしてきた自分を癒す


大人になっても、母は「良いお母さん」であってほしかったと思うものです。
「悪いお母さん」(毒親)であってはならないと願います。

ずっと愛されていたかった
と思うのも当然なんです。

でも「ずっと」と思っていたものが途切れてしまうと、不安になってしまうんです。
当時は、その不安をグッと堪えていませんでしたか。
母の目の前で泣いたり、怒ったりするのを我慢してはいなかったでしょうか。

>その罪滅ぼしでおもちゃで誤魔化そうとしてるんだ

母が罪悪感を抱えていたかもしれないのを子供ながらに気づいていたのかもしれませんね。

そうすると、
お母さんもきっと悪いと思ってるんだ
と、感じ取ってしまい、子供であったとしても責められなくなってしまうんですよね。

感情を表現する機会、人、場所を見失ってしまいます。


もし、当時の悲しみや怒りが心の奥にあるならば、子供の頃の自分をイメージしながらその気持ちにそっと寄り添ってあげてください。

辛かったよね
たくさん我慢したよね
本当は泣きたかったんだよね

その時に我慢してしまった感情をちゃんと感じてあげてくださいね。
我慢がわだかまりの要因の一つとなっています。

なので折り合いをつけるとしたら、我慢していた感情を解放させてからの方がスムーズに進むはずです。

「してほしかったこと」を少しずつ実践していく


これをお読みくださっている時期には、
お子さんが産まれているかもしれません。
あるいはお腹の中ですくすくと育っているかもしれません。

そのような時期に自分や母と向き合うには、
子供や母体に影響があるのではと不安がよぎることもあります。

もし向き合うことに不安を感じる時には、
ゆっくりと大きな深呼吸をしてください。
息を吐き出す時に、過去のネガティブな思いも一緒に吐き出すイメージでやってみてください。

それから、お母さんにしてほしかったことをお子さんにもしてあげてください。

この時、「してあげなければならない」と自分にプレッシャーをかけるのではなく、
「ほどよく」子供にしてあげることを大切にしてみてること。


自分の母を理解しようとしたり、許そうと頑張ることで
自分の感情を再び閉じ込めてしまうこともあります。
自分のことを後回しにしてしまうんですよね。

無理に理解しなくても大丈夫です。
許さなければと考えてしまうならば、
そう感じている自分がいるんだと受け入れてあげることも大切ですよ。

最後に


お母さんが大好きだったことも、
寂しかったことも、
どちらも本当の気持ちなんだと思います。

まずは、たくさん我慢してきた小さな頃の自分に、
「寂しかったよね」
「本当はお母さんと一緒にいたかったよね」
と寄り添ってあげてください。

その優しさを向けられるなら、
きっとお子さんとも良い親子関係を作っていけます。

完璧なお母さんになろうとしなくて大丈夫です。
“ほどよく愛する”を、少しずつ育てていけたら十分ですよ。

お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。

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はくじひろ
HAKUg|sHIRO

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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。