【ご相談】「未熟な自分」という思い込み|弱い自分との仲直りの仕方

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こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。

ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。

*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。

すずさんからのご相談です。(相談文はこちら

未熟と決めつけている自分との仲直りの仕方

以前対人不安症のわたしが、ひとと仲良くなりたいという内容でご相談しました。
その後こちらに在籍されている複数人のカウンセラーさんのブログを読み、荒削りですが、自分の内側を見たものを言語化して、その上で新たに相談いたします。
よろしくお願いします。

表面上の悩みは、人に敬遠されること、ひとに話しかけてもそっけなくされる。けれど、他の人たちはわたし抜きで楽しく会話している様子を、自分の価値と結びつけてしまい、悲しくなっていること。

なぜこうなっているかを思い返すと、幼少期から成人後まで家庭崩壊した環境だった。
両親が親戚にまともに相手にされてなくて、子どもながらにああなりたくない!と恐怖だった。
けれど、現在自分は両親のようになっている。

その過去の出来事からの自分への思い込み
わたしが周りのひととうまく関係がつくれたら、未熟なこどもの自分から大人になれたと認めたがっていること。
自分が無能だから、大事にされないんだ。
だから、できるようになって機転が効くように立ち回りができればいいんだと頑張ったこと。

問題なのが、わたしよりもできてないと見えるひとが、人に大切にされてる。
できるひとが好かれて大切にされる訳ではない。
できなくても大切にされることがわかる。

なぜ無能なそのままのわたしを出すことが怖いのか。
→弱々なわたしを出したら、撥ねつけられるか受け取ってもらえない。見捨てられることが怖くて、そのままのわたしを出せない。

カウンセラーさんのブログを読んで何が必要かわかったこと。
大人の自分が弱々な自分を許さずにいたけど、受け入れて守っていくことが課題。
自分の課題として、世の中に対して敵意があること。
バカだから舐められる、いいように利用される、わたしのことを舐めるな!と臨戦態勢なこと。
天邪鬼なのですが、わたしは他人に対しても臨戦態勢なひとをよく見かけます。そもそもそれが普通じゃん、ならわたしのことも許して受け入れてよ!と思ってます。(他人の感情行動はこちらがコントロールができないことは分かってます。)
他の課題として、何があってもわたしは大丈夫と信じきれないこと。

日々の生活の中で、おそらく思い込みを外していくことが重要なことと、弱々な自分を排除してきたから、仲直りすること。
やりたくないことをやめていくこと。
こんな感じでしょうか。
かなり長文になり、申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

悩みに対して過去を振り返って、自分と向き合ってきたんですね。
そのプロセスの中で、自分の思考や行動のパターンを見つけ、
今は、それらを手放そう、取り除こうとしているのだと思います。

排除しようとしていた自分と仲直りをする

とても大切なところに気づいたんですね。
何よりも、それに気づけるほど、自分と真剣に向き合った時間が貴重です。

仲直りの大きな一歩だと思いますよ。

沢山の気づきと、課題を持っているようなので、
相談文の内容を引用しながらお伝えしてみます。


自分と向き合えたことが、仲直りの第一歩

現実で起きている問題に対して、現状を変えようとするよりも、
まずは自分と仲直りをすることが必要だと気づけたんですね。

>思い込みを外していくことが重要なことと、弱々な自分を排除してきたから、仲直りすること。
やりたくないことをやめていくこと。
こんな感じでしょうか。

結果的には、
・思い込みがあった
・自分を受け入れられてなかった
・価値ある自分に「なろう」と無理していた

これらのことに気づけただけでも、十分に大きな収穫です。
そして、思い込みを外し、自分を受け入れられるようになると、すでに「価値がある」自分にも気づけるのです。


でも多くの場合、

どんな思い込みがあるのか
どんな自分を受け入れられないのか
自分にはどんな価値がないと思っているのか

この自問になかなか向き合えないのです。
なぜなら、受け入れたくない自分を見ることは、
「やっぱり私はダメだ」と確認するようで怖いからです。
価値を見ようとすると「ない」に意識が行ってしまい怖くなります。

向き合えたことが、すごく大切なことなんです。

かつての「悲しさ」が教えてくれること

以前から、
「人に敬遠されること」に何度も遭遇して、「悲しい」感情をたくさん感じたんですね。

>人に敬遠されること、ひとに話しかけてもそっけなくされる。けれど、他の人たちはわたし抜きで楽しく会話している様子を、自分の価値と結びつけてしまい、悲しくなっていること。

人に話しかけても距離を取られ、自分がいないところでは楽しそうにしている姿を見る。

そんな場面が続けば、
「私には何か欠けているのでは」
と、自分の存在そのものを疑ってしまうのも無理ありません。



そして、この場面でムカつく、イライラする、とかではなく
「悲しい」と感じているのが、過去を探るヒントになります。

敬遠されて悲しさを感じた一番最初の出来事が何か、

あるいは幼少期に何度も経験したシーンは何か、

そのあたりを振り返ってみると、同じような感覚を思い出すことができます。

>子どもながらにああなりたくない!と恐怖だった。

こちらですね。相手にされていない両親を見て、怖さを感じたんですね。
もしかすると、ここには悲しさもあったかもしれません。

>なぜ無能なそのままのわたしを出すことが怖いのか。
→弱々なわたしを出したら、撥ねつけられるか受け取ってもらえない。見捨てられることが怖くて、そのままのわたしを出せない。

ここで、2つの思い込みと自分への課題ができたのではないでしょうか。

両親のようになってならない → 強くなければならない
両親を守ってあげられない → 強い大人にならなければ

敬遠されているように感じる状況で、恐怖と悲しさが出るとしたら
過去の出来事の中でも、いくつかの感情が揺れ動いていたのではないかと思うのです。

もしかすると、両親のようにはなりたくないという怖さだけでなく、
両親を守れるほど強い自分になりたい思いもあったのかもしれません。

そうすると、親を守れず怖がる弱い自分を何度も味わうことになってしまいます。
これは辛いですよね。

強くなろうとしたのは、誰かを守りたかったから

それから「無能」と自分自身を表現していますが、
これは少し違います。


無能な自分を受け入れるのではなく、

有能な自分であることを知る
それから
自分の中の弱い自分を受け入れる

無能と有能
弱さと強さ

これを混合してしまうと、思い込みが外れないのであえて別々に扱ってみますね。

すずさん、きっと「有能」な方なんです。

有能な人は、さらに上の有能な人と自分を比べて劣っている、足りないと思ってしまうことがあります。

>できてないと見えるひとが、人に大切にされてる。

そしてここでも、「できてないと見える人」が自分自身を無能と思っているとは限りません。

もしかしたら相談のためにわかりやすく言語化してくれた可能性もあるのですが、
有能、無能とジャッジはせず、
すずさんが自分の有能さを認めていくことも、仲直りの一つになりそうですよ。

それから、子供の頃にできないと感じた「未熟さ」「無能さ」は、
子供だったかこそできなかったことです。
今は、その時の思いを糧に、できるようになっているすずさんがいるはずですよ。

「無能」ではなく、弱さを許せなかったのかもしれない

「無能」を「弱さ」に置き換えるならば、

うまく能力を発揮できずにいる

こんなふうに捉えてみてはどうでしょうか。

例えば「弱さ」を隠そうとして、できないことも頑張ろうとすると、
うまくできないことが強調されてしまうことがあります。

これはできません
これは苦手です

強さの裏には弱い一面もあります。それを出してみる勇気も必要かもしれません。

できないことは、無能にはなりません。
得意なこと、できることでカバーしたり、できる人に頼れば大丈夫なんです。

自分の能力(有能)を認められるようになると、弱い部分も受け入れられるようになります。
(受け入れる→認めるの循環ができあがります)

課題を乗り越えるより、今の自分を迎えにいく

すずさんの有能さが現れている分がここにもありました。

>ウンセラーさんのブログを読んで何が必要かわかったこと
>大人の自分が弱々な自分を許さずにいたけど、受け入れて守っていくことが課題。
>自分の課題として、世の中に対して敵意があること。
>他の課題として、何があってもわたしは大丈夫と信じきれないこと。

力のある人は「課題」に向かってそれを乗り越えよう、克服しようとしてしまうことがあります。
時には、その意気込みも必要です。

ただ、今回は「仲直り」なので課題の克服ではなく、受け入れてみることが対策になるかもしれません。

弱い自分を許せなかったんだ
それも私の一部だよね。

世の中に敵意があるんだ
それは仕方ないよね、そう思っちゃう時もある

自分を信じられない
怖いよね、今まで信じたことなかったから

自分を許せない自分、敵意を持っている自分、信じられない自分
これらを改善、改良するよりも、
そんな自分もいていいよね、
と思ってみることも大切なんです。

なぜなら、過去、悩んできたこと、
弱さを見せず、強くなろうとしてきたのは、
両親を守りたい気持ちや、
もう見捨てられたくないという切実さがあったからかもしれません。

それら全てがすずさんを守るための行動だったかもしれないのです。
無理して頑張ったことも、自分のためになっているし、
何よりも悩み続けた時間も自分を取り戻すために必要だったと思いますよ。

最後に

弱い自分を受け入れられなかったのは、

その自分のままでは傷つく、
見捨てられる、と思い必死に守ろうとしてきた小さな自分ではないでしょうか。

自分との仲直りは、
弱い自分に寄り添い、見捨てないことなのかもしれませんよ。

お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。

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はくじひろ
HAKUg|sHIRO

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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。