
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
潜在意識とは、
自分では気づけず、他人が気づいていることがある
文章や口癖などにも表れる
さて、ビビッドピンクさんからのご相談です。(相談文はこちら)
恋人ができない現実
こんにちは。20歳の学生です。
私はこれまで恋人ができたことがありません。
素敵だなと思う人と仲良くなり、1回目のデートに行くことは多いのですが、そこからなかなかお付き合いに至らず、相手から好意を告げられることもほとんどありません。 好きになった相手が最初は好意を見せてくれて、「このまま彼氏になるのかな」と思うこともありましたが、1回目のデートの段階で「僕は○○ちゃん(私)を幸せにできない」「今は仕事や就活に忙しくて、付き合う余裕がない」と言われ、恋が進展せずに終わってしまうことが多くありました。
私は自分に対してある程度の自信は持っている方だと思いますし、周りからも「なんでそんなに可愛いのに彼氏がいないの?」と驚かれることも多いです。 また、中学生の頃から潜在意識について学んできたので、「この現実も、私自身が何かしらメリットを感じ、無意識に望んで作り出しているのかもしれない」と考え、自分なりに改善に取り組んできたつもりです。
しかし、先日も、ずっといい感じだった男性に「今は付き合う余裕がない」と言われ、あまりにも同じような現実が繰り返されて、本当に心が折れそうになりました。 もちろん、相手が悪いわけではありません。 この現実を引き寄せている自分の深層意識に原因があるのだろうと考え続けていますが、まだ本当の核心にはたどり着けておらず、もどかしさを感じています。
両親の関係については、たまに口喧嘩をすることはありましたが、特に不仲というわけではありません。最近ではむしろ会話も増え、仲が良くなっていると感じています。
恋愛について振り返ると、物心ついたときから「追う恋」が多かったです。 好きな人に対して一方的に想いを募らせ、告白しては「レアちゃんとは付き合えない」「君を幸せにできない」といった言葉を受けることが、小学生の頃から続いていました。 自分からアプローチすることは多いものの、相手から強くアプローチされたり、告白された経験はあまり多くありません。
とはいえ、自分に自信がないわけではありません。 自分磨きにも励み、学業と仕事を両立しながら、一生懸命日々を過ごしてきました。 むしろ、学業や目標に打ち込むあまり、恋愛をする余裕がなかったくらいです。
それでも、今の私が引き寄せている「恋人ができない現実」を鏡として見るならば、 「恋人のいる生活を具体的にイメージできない自分」 「自分自身のことで精一杯で、他人と幸せを分かち合う余裕が持てていない自分」 が、内側にあるのかもしれないと感じています。 だからこそ、同じように「今は余裕がない」という人を引き寄せてしまうのかなと思います。 また、自分に対して厳しすぎるあまり、本当は自分自身を心から愛しきれていない部分があるのかもしれない、とも感じています。
さらに、こうしたパターンの根底には、幼少期の何かしらの経験が影響しているのではないかという思いもあります。
周りの友達には次々と恋人ができ、「どうして自分だけ?」と孤独を感じることもあります。
意識の上では、本当に恋人が欲しいと思っています。 お互いに心から応援し合い、癒し合える関係を築ける恋人ができたらいいなと思っています。愛する男性と一緒に時間を過ごすことも、最高に幸せなことなんだよと、自分に許可を出してあげたいです。 潜在意識にあるトラウマや思い込みを癒し、心をクリアにすることで、心から愛し愛される関係を築いていけると信じています。
どうぞよろしくお願いいたします。
潜在意識、または無意識とも言いますが
意識できていることはたった5%、
残りの95%は無意識や潜在意識っていわれてます。
だから、潜在意識にあることは、
認知できないし自覚できないんですね。
でも、人の行動や反応、価値観も潜在意識からの影響を受けてます。
ビビッドピンクさんも、
潜在意識とか無意識下にある要因をさぐりたいと思うんですよね。
そもそも、気づけない無意識をどうやって探るんだって話になるんですけどね。
無意識にあるのは、思い込みとか思考パターンとか、
それから無意識にしてしまう「くせ」もそうですね。
口ぐせ、話ぐせ、手ぐせも。
それから、くせって文章にも表れますよね。
自分では気づけてないけど、
他人は気づいているっていうのも無意識の特性です。
気持ちを曖昧にすると、恋のチャンスも曖昧に
そうすると、ビビッドピンクさんの文章から読み取れる「くせ」、「特徴」ってなんだろうって、
断定を避ける、自分の気持ちも言い切らないところが何箇所かありますね。
>私は自分に対してある程度の自信は持っている方だと思いますし、
>自分に自信がないわけではありません。
>愛しきれていない部分があるのかもしれない
潜在意識や無意識の話をしているので、
断定を避けてしまうこともあるけど、
ただ、自分の気持ちも言い切りを避けているんですね。
これが男性との会話の中でも、
曖昧な表現になってないかな、と思うわけです。
例えば異性に
「ディズニーランド行こうよ」って誘われた時に
「う〜ん。なんかそれ、楽しいかも」(曖昧)
って言われたら、行きたいの行きたくないの?ってなりますよね。
「〇〇さんが行きたいならいいよ」(自分の気持ちを回避)
これも行きたいのどうなの?ってなりませんか?
これが、
「一方的に想いを募らせてしまった」経験や「追う恋」をしたことで、
控え目にしてしまっている、
グイグイ行かないようにブレーキかけてる可能性ももちろんあるんですが、
こういうことが会話の中で出てしまっていないでしょうか。
成果よりも、積み重ねてきた姿勢が自信に繋がる
何箇所か出てくる「自信」というワード。
自信の持ち方を少し勘違いしてないかな、と感じるんです。
自信って何かっていうと、
例えば、ワタクシはくじひろの場合、
人見知りはするけど、
人が集まるところではホスピタリティ精神で笑顔で楽しむ自信があるし、強みです。
肌のトラブルが多く、ケアの仕方やマッサージを自分なりに研究したので、
こだわりの方法を友達や知人にも伝えられます。
このように、
内面から出るもの、
何も考えずに自然できる(レベルになった)ことが
強みであり自信です。
>自分磨きにも励み、学業と仕事を両立しながら、一生懸命日々を過ごしてきました。 むしろ、学業や目標に打ち込むあまり、恋愛をする余裕がなかったくらいです。
自分磨きや学業、仕事で結果を出せたことは充分に素敵なことですね。
努力したこと、結果が出たこと=自信
このように思い込んでいるとしたら、
結果や成果で自信を測ってしまっていないでしょうか。
それよりも、
一生懸命に打ち込む集中力だったり、
努力を惜しまずにやり遂げる力、
こっちの方がビビットピンクさんの強みで自信の種になります。
それから、磨かれた自分、綺麗になった自分をキープできているはずなので、
このキープ力も自信の元になりますよ。
一生懸命すぎると生まれる温度差
>相手から強くアプローチされたり、告白された経験はあまり多くありません。
告白されたけど、お断りした経験はあるんですね。
>一方的に想いを募らせ
失敗した経験もあるんですね。
これらから、相手と自分の思いや気持ちに温度差があるって感じるところですが、
物事に一生懸命に打ち込めて集中力が高い方って、
それを人にもやってしまう可能性も高いです。
「一生懸命すぎる」が裏目に出ちゃうこともあります。
一生懸命は悪いことではないのだけど、
「過ぎる」と周囲が見えなくなることがあります。
例えば歩くスピードが速い「過ぎる」ヒトって、
当然、相手は後ろに付いて来ていると思ってしまうと、後ろを振り返らなくなります。
これも思い込みの1つです。
そして、後ろを歩くヒトから見える光景は、どんどん差が開き追い付かなくなっていることも。
恋愛の場合、
相手の気持ちが温まらないうちに、情熱を注いでしまっているとか。
結果を急いでしまって徐々に仲良くなることを切り捨ててしまっているかもしれません。
これが、相手と自分の想いに温度差が出ている、ということです。
この情熱っていうのも、
自分はそんなつもりないと思ってても、相手には伝わってしまっている場合もあります。
温度差が出ている時には、差を縮めることに時間をかけてもいいですね。
無意識のクセを知れば、恋の流れは変わる
2つのことをお伝えしました。
1つめは「自分の気持ちを曖昧にしてしまうクセ」
2つめは「一生懸命になりすぎて、相手との温度差が生まれやすいこと」
この2つが、
結果的に“タイミングが合わない恋”になってしまってる可能性があるんです。
どちらかが出てしまっている場合もあるし、
両方が同時に出てることも考えられます。
相手との想いの温度差ってお互いに分からないものです。
分からないから、すれ違いや誤解を生むことになってしまいます。
なので温度差を埋めるための時間も必要になります。
では、その無意識にしてしまっているクセにどうやって気づけばいいの?
って話になるんですが、
>「なんでそんなに可愛いのに彼氏がいないの?」
率直なことを言ってくれる友達か仲間がいそうですよね。
周囲の人に、
「私の口癖って何?」「あれ?って思うところある?」
と聞いてみることは、とてもオススメです。
自分では気づけないけど、他人が気づいていることがあります。
無意識に出てしまう癖は、文章や口癖、行動にも表れます。
最後に
ビビッドピンクさん、きっとそのままで素敵な魅力がたくさんあるはずです。
だからこそ、ちょっとだけ自分の口癖や恋愛温度に気づけたら、
恋の流れは変わると思いますよ。
無意識のクセに気づくことは、
恋愛だけでなく人間関係全般を変えるきっかけになります。
あなたの中にある魅力はすでに十分。
ほんの少し、自分の言葉や温度感を見直すだけで、
新しい恋の流れは始まります。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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