
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
赤い服を着た2歳児さんからのご相談です。(相談文はこちら)
親離れして稼ぐ自分になりたい
赤い服を着た2歳児
初めまして。根本さんのブログをいつも見ています。
今日はお金の問題についてご相談したいです。
私は去年離婚をし、2歳の子供を1人育てるシングルマザーです。今は実家で生活してます。
潜在意識と出会い1年半でそこからずっと自分と向き合ってきました。離婚して実家に戻り改めて思うことが自分がファザコンであったことに気づきようやくそれを認めることができました。
離婚後、自分の力で稼いでいきたいと思っているものの、私のお金に対しての価値観が
父がお金を出す、母はお金を出してもらうことが当たり前で幼少期を過ごしていたため
お金=男性が稼ぐと私の中にあるのか
離婚後いざ、自分で稼ごうと思っても
今は実家にいるし、父がお金を出してくれるしと甘えてる自分がいます。
そろそろ父から卒業して、理想のパートナーも見つけて円満な家庭を過ごしていきたいです。
お金のブロックをはずして、稼ぐ自分になりたいです。
アドバイスを頂けますと幸いです。
お金のブロックを外したいという思い、
ブログをいつも見ている赤い服を着た2歳児さんなら、
今までにも気づきを得られているようなので、
きっと早めにブロック解除もできるのでは無いかな、と感じました。
「赤い服」さんとお呼びしますね。
>親離れして稼ぐ自分になりたい
この「親離れ」ってところが、
親に負担をかけたくない、
親孝行したい、
もっと自立したい、
という色んな思いが背景にあって、今自分を奮い立たせたのかなと思いました。
すでにお金に対する価値観やファザコンだという気づきも進んでいるようなので、
自分と向き合いながらも子育てしているのではないでしょうか。
母となり、そしてシングルとなり、
ここでも自分のため子供のためにと固めた意志を感じます。
こう思えるようになるまで、
きっと大変でしたよね。
離婚の傷を癒しながら、
今ある生活に戻っていくことって心が追いつかなくなることもあります。
その当たりも踏まえながらブロックを外す方法をいくつかお伝えできればと思います。
「稼ぐ=男性の仕事?」その思い込みをそっとゆるめてみよう
潜在意識については、赤い服さんもご存じの通り認識できるのはわずか約5%。
それ以外の95%は無意識下に潜っております。
>改めて思うことが自分がファザコンであったことに気づきようやくそれを認めることができました
気づきを元に認められたことは、大きいですね。
ようやく潜在意識の表層を一枚剥がせたことになります。
>お金=男性が稼ぐと私の中にあるのか
これも表層の一部でしょう。
まだ少し確約できないような、
そうかもしれないという感覚がありそうですね。
「ファザコンである」ということは、
女性のほとんどがそうなので、早く認めてしまった方がいいよ、というところです。
認めるのに四苦八苦しますが、
その方が幻想を抱かずしっかりと男性を見るようになります。
そして
「お金=男性が稼ぐ」
この法則はもう少し範囲を広げていろんな角度からチェックして見て欲しいのです。
もちろん、
>父がお金を出す、母はお金を出してもらうことが当たり前
このような環境にいたならば、きっと持つであろう価値観ですが、
お母さんが働いていたのか、専業主婦なのかでも価値観に差が出るかもしれません。
そこで、こんな質問です
・赤い服さんにとって稼ぐことへの抵抗感はありますか?
他にもこんな問いかけがあります。
・稼ぐことってあなたにとってどんな意味があるでしょう
・元旦那さんはどうやって稼いでいたでしょうか
・働いている(稼いでいる)お父さんを見てどんな風に感じますか
・どんな思いを持って仕事をしますか
ここで少し言葉のすり合わせなのですが、
・「稼ぐこと」と「仕事をする」「(外で)働く」を分けていたりしますか
というのも、成人になれば男女問わずほとんどの人が「仕事」をします。
でも稼ぐ額はさまざまです。
さらに、その仕事に適正な対価が払われているかどうかも、仕事の内容によってさまざまです。
世の風潮として、専業主婦にその仕事に見合った対価が支払われていない、
といわれます。
一方で、家庭で支える側に徹する主婦、主夫もいます。
家庭内のことなので、状況もそれぞれですが、
赤い服さんとして、
他にどんな価値観を持っているのかを探ってみても良いかもしれませんよ。
「誰のために稼ぐのか?」が見えると、自分の願いが分かってくる
ちょっと価値観を広げ過ぎてしまったかもしれないのですが、
「稼ぐ」ことにフォーカスすると、
お父さんは誰のため、何のために稼いでいたんでしょう。
またはいるのでしょう。
同様に、赤い服さんは誰のため、何のために稼ぎたいと思っていますか。
赤い服さんとしては、もちろん自分のため、子供のためにと明らかな答えが出そうな感じがするのですがどうでしょう。
>今は実家にいるし、父がお金を出してくれるしと甘えてる自分
ここも、「今は」に限定しているので、
金銭的に甘えてしまうのもいいと思いますよ。
小さなお子さんを育てながらでは、どうしても時間が取れないことなど有るので、
一時的に甘えることは悪いことではありません。
ただ、「甘えられる」人が近くにいるのであれば、
金銭的な部分よりも子育てのサポートとして甘えてみるのもいいかもしれません。
サポートしてもらっている間にできそうなこと、
またはやりたいことがいろいろあると思うんです。
もちろんそれは自分で期限を決めてやってみるのもありです。
そうすることで、甘えが依存になることもありません。
ロールモデルは未来の自分。理想の働き方を描こう
さて、赤い服さんの望みに戻ると、
>親離れして稼ぐ自分になりたい
周囲のママ友に自分で稼いで子育てをしているシンママがいますか?
または、理想的な職業や収入のイメージはありますか?
ここを具体的にするのもいいと思います。
ワタクシ、はくじ ひろの場合は、
親が自営業だったので比較的早いうちにお金(稼ぐ)のブロックは外れました。
ただ、お金を使うことへの不安が付き纏い、
お金を支払うたびに罪悪感にかられていたものですが、
いくらあれば不安にならないのかを具体的にしたところ気持ちも安定した経験があります。
もちろん、具体的にした金額を稼げるかどうか、
また今の生活水準も含めて見極める必要があるんですが、
金額面などを具体的にすることもオススメです。
それから、稼ぐとは別の望み
>そろそろ父から卒業して、理想のパートナーも見つけて円満な家庭を過ごしていきたいです。
父を卒業(親離れ)すること、
理想なパートナーを見つけること、
円満な家庭を持つこと
3つありますね。
これに稼ぐことを含めると、
それぞれの優先順位はいかでしょうか?
例えば、精神的な親離れと、分かっていて今は甘えることは、少し違うように思うのです。
甘える、というよりも頼るって考えるといいですよ。
4つの中でも一番動きやすく、
力を入れたいところにフォーカスしてもいいかもしれませんよ。
さらに深める問いかけとしてこの辺りを考えてもいいかもしれません。
・どうして親離れしたいのか
・親離れとはどういう状態になっているといいのか
子育て中ということもあるので、
自立して踏ん張るにしても誰かの助けを借りながら行う方が孤軍奮闘するよりも、
時間的にもずっと早く自立することが可能です。
離婚の傷を癒すのも、円満な家庭を持つことも、
まずはご自身が毎日、「稼ぐために」できることから少しつづ進んでいくことでいずれ親離れもできるはずですよ。
まとめますと
ブロックを外すために、
◼︎自分の価値観を探る問い
・稼ぐことってあなたにとってどんな意味があるでしょう
・どんな思いで仕事をしますか
・元旦那さんはどうやって稼いでいたでしょうか
・働いている(稼いでいる)お父さんを見てどんな風に感じますか
・「稼ぐこと」と「仕事をする」「(外で)働く」を分けていますか
◼︎理想の人を探し、理想の自分を具体的にしてみる。
自立を早めるために
◼︎望みを叶えるために頼れる人を頼ってみる
最後に
親から離れて、自分で稼ぎ自立したい
その願いは、きっと“自由に生きたい”というあなたの心の声。
でも、自立って「すべて自分でやること」ではありません。
頼れる人には甘えて、力を借りながら進んでいいんです。
そして、稼ぐということは「誰かのために価値を届ける」とも捉えられます。
あなたが届けられる価値が、すでにあなたの中にありますよ。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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