
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
なつみさんからのご相談です。(相談文はこちら)
「やりたいこと」が叶わない、やる方法がない場合
自己肯定でもライフワークでもセクシャリティでも、やりたいことをやるのが良い、と皆様のおかげで学びました。
しかし、やりたいことが叶わない、叶う見込みがない場合はどうしたら良いのでしょうか?
私は小さい頃からお姫様やお嬢様といった、大切にされる、裕福な女の子が憧れであり理想でした。
しかし実際は過干渉、亭主関白、低賃金の両親、自室すらなく築数十年の廃墟のような公営住宅で雑魚寝の幼少期で、親が怖くて欲しいもの(可愛い服やおもちゃなど)なんて頼めず、頼んでもお金がなかったでしょうし、常に住宅広告を眺めたり近所の綺麗な家を眺めて自分が住むのを妄想していました。
それは正直、今もです。
今もSNSで豪邸や高級マンションを見たり画像保存して自分が住むのを妄想したり、憧れのブランドもののジュエリーも同じことしたりしてます。
本当は全部欲しいんです。
でも私自身も低賃金というか貯金が全然できず……なんとか一人暮らしをし、憧れとは程遠いけど廃墟ではない築浅の家で一人暮らしを始めました。
とても楽しかったのですが、他にも美容や服飾品にお金をかけてたら一人暮らしの継続ができなくなり、結局実家に戻ってしまいました。
また廃墟に戻ってしまいました。
本当は、SNSで見た女性(仕事も家事もせず外食は一回数十万、習い事とカフェと旅行ばかりでハイブランドが普段着でジュエリーを毎月たくさん買ってもらってる)みたいな生活がしたくて、でもできなくて、
毎日「本当にやりたいことは違うのにな」と思いながら働くのが辛くなってきてしまい、もうこんなことなら生きていても仕方なくないか?と思ってしまっています。
なら婚活は、と思い何度か登録しましたが、「私の好みの人は婚活なんてしない」と思ってしまい、実際好みの人もおらず、そもそももうこんな努力したくないと思ってしまいました。
やりたいことをやるにはお金が足りません。でも働くことはやりたいことではないし、自分で稼ぐのは興味ないし、婚活も違うしで、どうしたらいいかわかりません。
本当は多分、お姫様みたいな生活が諦められないんだと思います。
ですが、どうしたらいいかわかりません。
自分勝手な相談で申し訳ないのですが、ご教授頂けることがあれば教えていただきたいです。
「こんな自分になりたい」「あんな暮らしがしてみたい」
誰にでもある憧れ。
でも、現実とのギャップに思い悩むこともあります。
お嬢様、お姫様、憧れますよね。
生粋のお嬢様にはなれずとも、お嬢様マインドやお嬢様スタイルは叶う見込みがあるんじゃないかな、と思いますよ。(ここから先は、表現を「お嬢様」に揃えて進めますね)
それには、妄想をもう一歩進ませるための行動が必要になりそうですが、
それができたら憧れにも近づくかもしれません。
少し、ワタクシの体験も踏まえてお伝えできたらと思います。
>やりたいことをやるのが良い、と皆様のおかげで学びました。
学びが進んでやりたいことをやっているんですね。
学んで生かして、進む方向へ舵を切れるのはいいですよね。
>やりたいことをやるにはお金が足りません。
そうですよね。
やりたいことにはお金がかかるし、でも働いて稼ぐのは何だか違う気がする。
一人暮らしや美容や装飾品を購入するってことも憧れに近づく流れですね。
この時に、何か不安感や恐怖感はありましたか?
お金がなくなる、これを買っていいのだろうか、
などと心に負担がかかっているならばもしかすると
お嬢様のマインドが追いついていないかもしれません。
お金を使おうとすると躊躇しますよね。
「憧れの世界」は、具体化してこそ近づける
もう少し、なつみさんが思い描く
憧れのお嬢様の状態ってどんな感じでしょうか?
この辺り、もう少し具体的にしてみませんか?
(もしかしたらすでに実践済みかもしれませんね)
>大切にされる、裕福な女の子
ここですね。
この時、どんな気分何でしょうか。
ここを具体的に想像するための「創意工夫」があってもいいかもしれませんよ。
わずかなお金でいいので、お嬢様が味わう感情を体感できるような経験を自分にさせてあげてみてはどうでしょうか。
お嬢様が行きそうなお店に行ってみる(購入はしなくていいので)などです。
もし、購入しなければ意味がない、と思うのであれば
お嬢様マインドではなく、何か欲しいものを買える自分を夢見ている可能性もあります。
その場合は、お嬢様マインドを一旦置いておいて、なつみさんが望む方向をもう一度思い描き直すこともありかもしれませんよ
憧れを叶えている人に触れると、理想が現実味を帯びてくる
それから、憧れがあるならば、やはりそれを実現している人の側にいることも大事です。
なつみさんの場合ならば、生粋のお嬢様、またはお嬢様・姫マインドを持っている人ですね。
ワタクシの場合、(だいぶ前ですが)
外資系で働いてみたいな、いいなぁと思っていた頃がありました。
当時、外資に就職転職する友達が数人いて、
研修を海外で行ったり、フレックスで働く姿に羨ましさと自由さを感じてました。
単にかっこいいって思ってましたし、働くチャンスなんてあるかしらと思いつつ
能力的な難しさも分かっていて諦めていたんですが、
なんと働いていた日本の会社がグローバル化しました。
当然英語が必須になりました。
かつての同僚は海外赴任や出張するようになりましたし、
いつの間にか外国籍の同僚もできました。
英語は必死で勉強です。
一体何が起きるか分かりません。
“努力”の定義を自分でゆるめてみる
ここで、グローバルな友達がいたことはワタクシ自身の小さな努力かもしれません。
(ちなみに私の両親は田舎に暮らす日本人、家族旅行すらしたことがありません)
会社がグローバルになったのは私の努力ではないけど、英語の勉強は努力でした。
なつみさんにとって、何かできそうな小さな努力はありますか?
実現している人、叶っている人の側にいると、話が聞けるだけではなく、一緒に行動したり、ご自宅に招かれたりして擬似的な体験もできます。
例えば、「友達」の枠は広げてくださいね。
同年代に限らず、幅広く接してみることも必要です。(生粋のお嬢様であればあるほど、なつみさんが支払うことはな・・・ごにょごにょ)
こうして考えると、努力が必要な場面もあれば、努力しなくてもいい部分もあります。
少し、楽しみながら違う世界を覗き見する感じでやってみてください。
<妄想を“現実にする”ための3つの質問>
あなたにとっての「お嬢様マインド」は
・どんな状態ですか?
・そのときの気分は?
・近づくためにどんな小さなことをしてみますか?
書き出してみてくださいね。
最後に
憧れや理想は、遠くにあるようで、実は小さな一歩で近づくことも。
「できない」「足りない」と思う時こそ、
違う世界を楽しむ気持ちを持ってみてくださいね。
“理想の私”が、ほんの少し日常に溶け込むだけで、心はふんわり軽くなるはずです。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
