【ご相談】「離婚したくない」けど現実が辛すぎる…そんな時の心の整え方

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こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。

ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。

*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。

みぃさんからのご相談です。(相談文はこちら

弁護士をたてられ絶望感

久しぶりに利用させていただきます。
2年前にバツイチの一つ下の夫とスピード婚をしましたが、度々私がう○こを投げることによる喧嘩などあり、ヒートアップするとたまに、怒鳴られたり、暴力がありつつ、すごしていました。
しかし、結婚一年目に、夜生活について言及してしまい、そのごレスぎみ、寝室別など、私が女性としてダメなんだと思うようなことがつづき、それもとても悲しく思っていました。
それでも、でかけたり、ハグしたりなかよくして喧嘩や暴力の頻度は減っていましたが、春に夫が風俗にいったことが発覚。しかもソープ。
わたしの精神が崩壊し、メンクリに通院。お互いがストレスフルだったのもあり、8月末にまた大喧嘩をし、私は怒鳴られ、突き飛ばされ、首に手をかけられました。
さすがにショックが大きく、一晩眠れず、翌日母に泣いて電話をし、父に迎えに来てもらい、夫が仕事に行っている間に、飼い猫と、ある程度の荷物を運び、隣県の実家に逃げました。かろうじて通勤ができる距離だったのもあり。
その夜夫から連絡があり、所在確認をされました。
そのあとも、何度か連絡があり、一度会ったりもし、夫は落ち着いていました。私は二週間たったころに、かえろうと思い、その旨を夫に電話で伝えました。その際うちに来てもらえないか、と伝えましたが、あまり良い返事ではなかったため、父と電話をかわりました。親としての気持ちを夫に伝えてました。
一応翌週に迎えの日程を決めて電話をきりましたが、予定日の2日前に夫はドタキャン。頭の整理をしたいからあえません、とLINE。わかったよ。と、返事。
予定の日に私は自分で家に帰ると鍵がかかっており、入れなくなってました。
隣に義実家があり、呆然としながら義母に声をかけて、夫に電話をしてもらいましたが、大変興奮しており、「出てってください!またなにいわれるかわからないし!」と非常に興奮して、電話を切られました。
大変混乱しました。義母に、いまはかえっきたとしても、すごく興奮してるし、話ができないからみぃちゃん、ごめんだけど、実家にもう一回戻った方がいい、といわれ、再び実家にもどり、別居が再開となりました。
そして昨日、夫がたてた弁護士から、離婚希望の書類がきました…絶望感でいっぱいです。すごくショックを受けました。
私は離婚したい気持ちは今ありません。関係修復…していきたいのですが、糸口がみえません。幸せとはなんだろうか。と。
なにか、皆様のご意見いただければ幸いです。長々すみません

離婚を理由に、弁護士を立てられてしまった。
突然の現実に、心が追いつかない…。
そんな状況にいる方へ、少しでも心が軽くなるよう願って、この文章を書いています。

久しぶりの利用、ありがとうございます。
弁護士を立てられている、離婚希望の書類、絶望的な気分になるのも当然ですよね。
その絶望に比例して愛も深いはずです。
今は、離れて生活しているという状況でしょうか。
離れているならば、まずはみぃさん自身が自分と向き合うことをしてください。
修復はその後、心が整うことで糸口は見えてくるはずです。

何をどう向き合うのかというのは、
相談文の中からできるだけ状況を想像してのお伝えになるので、
今のみぃさんに合っているかは分かりませんが、もし良かったらご参考ください。

度々喧嘩をしてしまうのは、パートナーシップではよくあります。
喧嘩の原因は人ぞれぞれであっても、心の動きのパターンは意外と似ています。
みぃさんが旦那さんの「何」に反応してしまうのかが向き合うポイントになると思います。

あの時、なぜ関係が穏やかだったのかを振り返ってみて

>度々私がう○こを投げることによる喧嘩などあり、ヒートアップするとたまに、怒鳴られたり、暴力がありつつ、すごしていました。

なかなかハードなようでして、まずはもう少し具体的にした方が良い部分もありそうです。

投げるって、何をでしょう??言葉なのかモノなのか
ヒートアップするのは、どちらもでしょうか?
どんな言葉でどんな暴力でしょうか?

暴力があるなら逃げて欲しいのですが、今は一旦実家にいるようなので、
旦那さんに何か働きかけるよりは、みぃさん自身について掘り下げてみてください。

男女間では「相手が手加減するだろう」「本気で向かってこないだろう」
なんて思うことがあるんですね。「愛」があるからです。
でも、
何かが外れてしまった時のパワーは圧倒的に男性の方が強くなります。

体力腕力では差が出るので、言葉による応酬になってしまいます。
お互いにストレスが重なっていたら、些細なことで苛立ちが募ることもあります。

そんな中でも

>でかけたり、ハグしたりなかよくして喧嘩や暴力の頻度は減っていました

喧嘩をしても関係が回復したことがあったんですね。
こういう出来事も振り返るとベストです。

誰もが悪い時期を問題にしてしまうものですが、
良かった時期にこそヒントがありますよ。

頻度が減っていた時期があるのは、何かお互いに気をつけていたんでしょうか。
この時にどんな状況、状態だったのかを振り返っても良いと思いますよ。

感情のすれ違いは“反応の連鎖”から起きる


パートナーシップや夫婦間の喧嘩には、
どちらが「正しいか」を競い合ってしまったり、または思い通りにならないもどかしさで互いに我慢をしてしまうことがあります。

パートナーシップや夫婦間では、どっちらか一方が悪いってことにならず、
お互いの妥協点を探していくことになるのですが、
感情が入ってしまうと価値観のズレが際立って妥協点を見失ってしまうんですね。

例えば、それぞれの会話と心の声です。

「暴力や暴言なんてダメ!間違ってる」(正しいことを伝えるのは当然/正義感)
「間違ってるって言いたいのか!?」(そんなの分かってるよ、けど・・・わーっ/言葉にならず)

「何言ってるの?」(また、言ってる。なんで分からないのかな/怒)
「なんだよその言い方(怒)」(バカにされた/怒)



「バカにするな!」(舐められた/悔しい)
「そんなこと言ってない!」(勘違いされてる/悔しい)

攻撃に反撃すると、揉め事は大きくなってしまいます。
そして良かれと思った「正義感」も相手にとっては「攻撃」と思われてしまうんですね。

後から「良かれと思って」と訂正しても、
ヒートアップしてしまうと出してしまった怒りを収拾できずに
「言い方がどうの」「態度がどうの」と揚げ足しか取れません。

もし、みぃさんにも喧嘩のパターンがありそうだと思うならば、
自分自身が、相手のどんな態度や言葉に反応してしまうのかを振り返ってみてください。

「反応」は心の傷からのサイン


自分を振り返る、という言葉に
「私が悪いの?」「彼の方が圧倒的に悪い」と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、相手のことは分からないので、まずは自分のこと、自分を知ることからです。

>夫は落ち着いていました
>夫に電話をしてもらいましたが、大変興奮しており、「出てってください!またなにいわれるかわからないし!」


旦那さんが落ち着いてる時とそうでない時があるんですね。
「何を言われるか分からない」という部分で、
みぃさんの何かを警戒していたり気にしてる可能性もありそうなんです。

もちろん、みぃさんにも言い分があるはずです。
旦那さんに対する怒りや悲しみは、カウンセリングやノートで吐き出してください。
それら心の蟠りを一旦吐き出すと、旦那さんが何に警戒しているのかも見えてくるかもしれません。

例えば、警戒している人の心境を辿ると、
何かストレスフルなことで自分ではどうにもできずに負のループにハマることがあります。

④警戒した(なぜ)

③言われたくないことを言われた(なぜ)

②人に冷たい態度をとってしまった(なせ)

①ストレスが溜まっていた(なぜ・・・)

一方で、旦那さんとの関係を常に考えていると、これも思考のループにハマってしまいます。

①どうしたら夫が分かってくれのか

②またいつも通り、何も分かってない

③苛立って思わず言葉にしてしまう

④怒鳴られる


互いの負のループ「③」でタイミングで見事にハマってしまうと、
大惨事の喧嘩に発展してしまいます。

こうしてみると、自分の行動は誰か(他人)の反応の結果だとわかります。

でも、喧嘩が始まってしまうと、「何に反応したの?」「今、何を感じて何を思った?」なんて振り返りできませんし、相手に聞くこともできません。

なので、一人になった時に
自分が相手の「どんな言動」に「どんな反応」をしてしまうのかを振り返ってみると良いんです。

「反応」した時には感情も動きます。
イライラ、怒り、悲しみ、悔しさなど、自分がの感情を辿ると「反応」を捉えやすくなります。

このような時の「反応」は傷の痛みに触れられることを避けようとする反動です。

傷の痛みは、今の旦那さんと出会ってできたかもしれませんし、
過去の恋愛で負った傷の場合もあります。
だから向き合うのは旦那さんではなく、まずは自分です。

もちろん、カウンセリングであれば一緒に過去の出来事を探って行きながら、みぃさんの本心を見つけ出すお手伝いもします。
「反応」に気づけば、みぃさん自身の言動も変わります
今は一旦離れて、自分と向き合う時間を作ってみてください。

そして何より、

>親としての気持ちを夫に伝えてました。
>みぃちゃん、ごめんだけど、実家にもう一回戻った方がいい

実家のご両親、義母さんも、みぃさんの支えになってくれていると感じますよ。

<自分が反応した場面を振り返える>
感情を探るワーク
・その「感情」を過去に感じたのは、どんな経験の時でしたか?
・相手のどんな言葉に強く反応しましたか?
・その時、自分の心の中にはどんな「感情」がありましたか?

最後に

大切なのは「自分が悪かった」と責めることではなく、
「自分はどこに傷ついていたのか」「本当はどうしたかったのか」
と丁寧に振り返ることです。

今は、自分を再び見つける時間。
少しずつで大丈夫、心が穏やかに整うと、未来の選択肢は広がっていきます。

お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。

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はくじひろ
HAKUg|sHIRO

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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。