こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
＊ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
ピッピさんからのご相談です。（相談文はこちら）
死にたいわけじゃないけど生きてる意味がわからない
いつもお世話になってます。
まとまりのない文なのですが、相談に乗っていただきたいです。
相談内容はタイトル通りで生きてる意味がわかんないんです。人生がパッとしません(ただ死にたいわけじゃないんです)
現在30歳、独身、実家暮らしです。
仕事は1人でやっており、お客様にもすごく恵まれ楽しいです。
1人暮らしをしてきたのですが、お金を貯めたく、先月から実家に戻りました。
楽になるかなと思ったのですが、
母に気を遣っている自分がいることに気づき疲れが抜けない気がします。
現在4年近く彼氏はいません。昔から恋愛がうまくいかず、悩んでました。
人に悩みを相談したりすることが苦手で今のこのモヤモヤもどこに相談したらいいかわからず相談させていただきました、
なにかこの悩みを脱却できる方法をご教授頂けますと幸いです。
ご相談ありがとうございます。
「生きてる意味がわからない」
って問いって意外とそう思っている人、いると思いますよ。
「こんなこと考えちゃいけない」と思う人も多いけれど、
実は“生きる意味が分からない”と思うことは、とても自然なことなんです。
実際、言葉通りであればワタクシもそう思う側の人間です。
一緒ですね
と共感するのはちょっと軽過ぎてしまうので
まずは「生きてる意味がわからない」を
哲学的に捉えるか欲求として捉えるかの2つの視点でお伝えできたらと思います。
そうすると、何に悩んで、どんな悩みから脱却したいのか、が分かってくるはずです。
哲学的か欲求か、という点ですでに答えの方向性が分かってしまったかも知れませんが、
よかったらお読みください。
「意味が分からない」をどう捉えるかで、心の向きが変わる
ワタクシも「生きている意味が分からない」側の人間です（でした）。
小学生の頃に「厭世観」って言葉を覚えて、
自分のことなのかな〜と耽ったことがあります。
どこでこんな言葉を覚えたのか謎ですし、どんな本を読んでたんでしょうね（笑）
「生きている意味が分からない」を「生きている意味を知りたい」と捉えると、
それは哲学的な話になります。
「私は何者か」「私の存在とは」「人間とは」
みたいな壮大なテーマになるんですね。
こういう時は、「意味が分からないこと」を受け入れてみるのも方法のひとつです。
「意味を知りたい」という思いが強ければ、
「意味が分かった」「意味が分からない」を行ったり来たりする場合もあります。
例えば、仕事が順調だとか、楽しい時期が続いたり、生きがいを感じると
「これが私の運命（使命・宿命）だ」と思う時もあれば、
モチベーションが下がって「そうではないかも知れない・・・」
と両極を行き来きすると、再び「意味とは」と考えることにまります。
「意味がない」も「意味がある」も、どちらでも生きていける
もし、哲学的に考えるならば、
「意味が分からない」を受け入れてしまい、
答え合わせは人生の幕引きの時にすればいいんですね。
意味が分かっても分からなくてもどっちもでいい、という感覚です。
一方で「意味を知りたい」時には
意味を見出すことを目的に試行錯誤してもいいんです。
途中で辞めてもいいし、生涯続けてもいい（ライフワーク）。
その中で「私の生き方」は「これだ」というのを見つけてもいいし見つけ続けてもいい。
「どう生きたいか」を言葉にすると、心が動き出す
それから、哲学でなく、欲求や要望として見るならは少し違ってきます。
例えば、文章から感じられるのは語られている言葉の裏にある「希望」を見ていきます
＞人生がパッとしません
＞お金を貯めたく、先月から実家に戻りました。楽になるかなと思った
＞気づき疲れが抜けない気がします
＞昔から恋愛がうまくいかず、悩んでました
＞人に悩みを相談したりすることが苦手
＞なにかこの悩みを脱却できる方
これらからピッピさんにどんな要望があるのかなと見ていくと
→人生パッとさせたい
→お金を貯めたい（何かしたいことがある）
→楽になりたい
→疲れを取りたい
→恋愛を上手く進めたい
→人に悩みを相談できるようになりたい
→苦手なことを減らしたい
→悩みから抜け出したい
こんな感じで、望みとなる「希望」がひっそりと潜んでいたりします。
これらの中で、
動かしたいな、現状を変えたいなと思うものはありますか？
すぐにでも変えたい、できたら変えたい、ゆくゆくは変えたいと
「変えたい」にも程度があると思うので、
それぞれじっくりと考えてみてはどうでしょうか。
その後に、「どんな風に」「どうなったらベター」かを言葉にしてみることもオススメです。
例えば「人生パッとさせたい」場合は
→いつくらいまでに？
→パッととはどんな感じ？
→どうなっていたら「パッとした」って感じますか？
こんな感じで「希望」を見ていくことで「人生の意味」の捉え方が変わるかもしれません。
ポジティブな中にも、“生きる理由”のかけらがある
それからもう１つ
＞仕事は1人でやっており、お客様にもすごく恵まれ楽しい
1人でする仕事については詳しくは分からないので確かなことがお伝えしづらいですが、
きっと、全部自分で準備して対応して進めるので、決断力が必要ですし、
意志や実行力なども持っているのではと想像できます。
ポジティブな状況も、同じように掘り下げてみてはどうでしょうか。
・仕事は1人でやっている
→どんなことを心がけてますか（ポリシーとか）
・お客様にもすごく恵まれ楽しい
→恵まれているとはどのようなところで感じますか？
→楽しいとは、どのようなところで感じますか？
→お客様からどんなコメントや反応をもらいますか？
ポジティブな面はこのように問いかけしてみてください。
もし、「そういうことではなさそう」と感じた時には、
カウンセリングを利用して「言葉」にしてみてください。
生きる意味が見えない時は、「意味を探さなきゃ」と焦らずに、
ただ「今どうしたいか」に耳を傾けてみてください。
それから最後にもうひとつ問いかけです
「生きている意味が分かったら時、今の生活はどう変わりそうでしょうか」
最後に
生きる意味が見えない時は、「意味を見失った」のではなく、
「新しい意味を探す時期」なのかもしれません。
哲学的に考えても、心の欲求から見つめても、
そこには“希望”の芽が必ずあります。
今できることは、小さくても「どうしてみようかな」と思うこと。
それだけで、あなたの人生は少しづつ動き出します。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg｜sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー／イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師＆アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。