
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
パイナップルケーキさんからのご相談です。(相談文はこちら)
自立しすぎて、相手から甘えられると自分が甘えられなくなるパターンから抜け出すには
付き合って7カ月の彼がいます。
私は幼少期の成育歴から早々に自立し回避傾向もあります(割とどうでもいい人には好き勝手言えるし緊張しないのに、親密になると言いたいことが言えなくなる)。
彼が最近「好き」を連発したり甘えたりしてきていて、ちょっと引いてしまいます。
あなたがいないと生きていけない、のような極端な感じではないですが。
そんなふうにぞっこんな愛情表現をされると、私が反動で自立になり、「え、依存の香りがするよ、大丈夫?恋愛以外にも楽しいこといっぱいあるよ」と思ったりしてしまいます。言っていないですが。。
この、溺愛されて引くっていうパターン、過去の恋愛を思い出しても結構毎度のことで、私の方に何か理由があるんだろうなと思います。
私が昔もらえなかったものをあげる余裕がない、それを求められるとつらい、だから距離をとる、のような。
どう改善していったらいいでしょうか。
私の甘え方は「好き」って伝えることではなくて、スキンシップや一緒にいて心のままに楽しい時間を過ごすことです。
恋愛における自立の罠
自立の早い方は、人に頼らない、なんでも自分の力で対処する癖がついているので、
恋愛で親密感の恐れを発動してしまうのも無理ありません。
親密感を避けてしまうので、回避傾向*と言うことなのだろうと思います。
*心理学でいう「回避傾向」とは、親密になることへの無意識の怖れです
過去の経験からも同じことが繰り返されているので、
自分に何か理由があるかもしれないと気づいているのはさすがだと感じました。
>どう改善していったらいいでしょうか。
パターンを抜け出したいという思いもあるので、
パイナップルケーキ(パイナップルさんと呼ばせていただきます)さんの状況に沿って、
抜け出し方と改善についてお伝えしてみます。
パターンに気づいているので、
そこから抜け出すには、パターンがいつ作られたのかを探っていく作業が必要で、
自分自身との向き合うことが大事です。
親密さへの恐れが、恋のブレーキになっていないでしょうか
そして、お付き合いしている彼と今後も一緒にいたいと思う気持ちがあるからこそ、
こうしてご相談してくれたんだと思います。
2つのパターンが見え隠れしているなと感じたんです。
>相手から甘えられると自分が甘えられなくなるパターン
>溺愛されて引くっていうパターン
①本当は甘えたいけど、相手が甘えてくるから甘えられなくなった
②そんな風に愛されたことがなくて、怖くなって逃げている
どちらも親密感の恐れを感じて、
距離を取ろうとしているようにも思うんですが、
やっぱり恐れにも2通りありそうですね。
本当は甘えたい、親密になりたいけど、そうしてしまうと相手が離れてしまう不安を感じて「甘えないように」している。(自分から避ける、我慢する)
親密になるのが怖くて、彼に対して冷たい態度をとって遠ざける(拒絶する)
この場合、もし彼が自分のところから離れても、彼がそうした、やっぱりそんな好きではなかったんだと自分を納得させようとすることもあります。
どちらも親密に対する恐れではあるのですが、
それならばいつからそうするようになったのか、がポイントになります。
過去を振り返ってみてください。
親子関係だったかもしれないし、
兄弟や過去の恋愛にそのきっかけがあったかもしれません。
カウンセリングにいらしてくれたら、この辺りを中心に一緒に掘り下げていくと、詳しいパターンが見えてきそうですね。
>私が昔もらえなかったものをあげる余裕がない、それを求められるとつらい、だから距離をとる、のような。
パイナップルさんも、昔の出来事から、何か気づいているのかもしれませんね。
そしてこの考え方、実に自立系らしいところなのですが、
他人軸になっていることにもお気づきでしょうか。
「私にはその力はないので無理です。できません」
と思う気持ちが隠れてはいないでしょうか。
自分のことを後回しにして、他者のことを優先してしまうとこのような思いが出てくることがあります。
与えなければならない、求めに応じなければならない。
義務を果たせない、望みを叶えてあげられない。
そう感じてしまうと「自分にはできない」と無力感を感じてしまうので辛くなってしまいます。
相手からの要求が大きすぎると、より抵抗を感じてしまうこともあります。
この時、自分に視点を戻してみてはどうでしょうか。
自分軸で考えてみるということをやってみてください。
・昔もらえなかったものは何か
・求められていると感じるの何か
これが「甘えられなかった」に繋がるのだと思いますが、もう少し、
・どうやって甘えたかったのか
・甘えられなかったのはどんな時か
具体的なことが思い浮かびますか?
それともそれを思い出すのが辛いでしょうか。
もしかすると、過去が辛いことだけではないとは思うんです。
言葉よりも「時間」が甘えの表現
>私の甘え方は「好き」って伝えることではなくて、スキンシップや一緒にいて心のままに楽しい時間を過ごすこと
ここですね。
スキンシップや楽しい時間を過ごすことがパイナップルさんの甘え方なんだって、しっかりと伝えてくれています。
この価値観もいつできたのかを振り返ってみても良さそうです。
・そうされた経験から恋人にも同じようにしたいと思うようになった
または、
・それが叶わなかったからスキンシップを求めてる
ここまでは、どうやってそのパターンができたのかを探る方法をお伝えしました。
次は、どうやってそのパターンから抜け出すかです。
パターンから抜け出すには「行動」してみること
パターンから抜け出すには、パターンを崩すことです。
つまり行動してみる。
>「え、依存の香りがするよ、大丈夫?恋愛以外にも楽しいこといっぱいあるよ」と思ったりしてしまいます。
>甘え方は〜スキンシップや一緒にいて心のままに楽しい時間を過ごすことです。
このあたりですね。
彼に対して言葉にしてますか?そういう話をしたことがありますか?
パートナーとの価値観のすり合わせです。
相手を批判するとか、差を認めさせるではなくて、
どういう価値観を持っているのかを互いに知ろうとしてみることです。
「依存の香りがするよ、大丈夫?」と言われたら、
相手も批判と受け止めたり、指摘されたと感じるので、
言い方を工夫するのが良いのですが、
「恋愛の優先順位」を話してみたり、
「過去の恋愛の傾向」を聞いてみたりしても良いのではないでしょうか。
質問より先に「自分のこと」を話してみましょう
自分を後回しにしてしまう自立の方は、
相手を質問責めにしてしまったり、逆に聞くだけ聞いて自分のことは言わない、
言っても意味がないと考えてしまいがちです。
(というか、超自立の私がそうでした)
もし、パイナップルさんもそうならば、まずは自分の話を先にしてから質問する、聞き出すが、ベターです。
心理的にも自分から話をすることで、相手は詰問される不安がなくなり安心感を得られます。
自分が話した内容に合わせて同じくらいの量や質が、相手から返ってきます。
親密によるブロックからアプローチしてみる
パターンとその崩し方をお伝えしたところで、
今更ですが、パイナップルさんは彼に「甘えること」が願望でしょうか
もしかすると、彼の「甘えたい」を受け入れられないってこともありそうですよね。
>親密になると言いたいことが言えなくなる
自立系の方は、相手が誰であっても甘えることができません。
例えば、相手がワーカホリック、超自立、心を閉ざした引きこもり系などなど、甘えられない相手を選びがちです。
そんな相手を選びながらも、「また甘えられない人を選んでしまった」と思うんですが、
選んだのは紛れもなく自分です。(私の体験談より)
パイナップルさん、彼と本当はどうしたいかも迷っていませんか?
無理に甘えようとしなくてもいいと思うんです。
彼の「甘えたい」を受け入れることも、愛情の1つです。
言いたいことを言ってみることも、「甘え」の1つになるし、
関係性を進めるための一歩になるかもしれませんよ。
最後に
「本当は甘えたかった」「もっと素直になれたら」
そんな気持ちが少しでも湧いてきたら、それは心が変化し始めた証です。
無理に変わろうとせず、まずは“話してみること”からで大丈夫です。
心の距離を少しずつ近づけながら、自分らしい恋愛スタイルを見つけてくださいね。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
