
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
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めろんさんさんからのご相談です。(相談文はこちら)
彼の子供に嫉妬
めろん
結婚を前提に1年ほどお付き合いしている彼がいます。
彼はバツイチで離れて暮らしている高校生の娘と中学生の息子がいます。
彼は子供のことをとても大事にしているのですが、私はそれが許せないというか、嫉妬で気が狂いそうなくらい苦しい想いを度々抱いてしまいます。
私自身が子供の頃、幸せな家庭では無かったので余計に嫉妬してしまっているように感じます。
私の子供時代はあんなにも苦しかったのに、彼の子供はどうしてこんなに大切にされているのかと。
ただ、彼の立場に立ったとき、子供を大切に思う気持ちはものすごく良く理解できます。
そりゃあ自分の子供は大事に決まってるよなと。
それでも嫉妬心が拭えません。
彼のことはとても尊敬しており、出来ることならこの先も一緒に居たいと思っていますが、自分の嫉妬心とどのように向き合えば良いのかご教授いただきたいです。
どうぞよろしくお願い致します。
嫉妬心ってその対象がいなくてもメラメラと湧き上がってきて、
苦しくなることもあれば怒りとして感じてしまう場合もありますよね。
嫉妬はパートナーシップや恋愛、または家族や友人など、
自分に向けられるはずの愛情が他へ向かっているのを見て感じる妬みや嫉みの感情です。
相手が子供であるからこそ理性が働いて、
嫉妬してはいけないと思ってその感情を抑え込んでしまうと余計に苦しくなりますよね。
彼という存在がいて、その愛を一身に受け取っている子供がいることを考えると、
その現実はめろんさんに、何を感じてどんなことを受け取って欲しいのか。
嫉妬しかない!と思うと確かにそうなのですが、
もっと大事なことがありそうな感じがするんです。
「嫉妬心とどのように向き合えば良いのか」
順を追ってお伝えしますね。
「子供への嫉妬」は、心の奥の“愛されたい私”の叫び
嫉妬の相手は彼の子供たちですね。
めろんさんもお気づきの通りです。
彼が子供たちの話をしたり、気遣ったり、心配したり、いろいろと面倒を見たり、
遠く離れていても愛の深さが分かれば、より嫉妬が沸きますよね。
目の前にいる私も大事にしてよ
という気持ちもあったりしませんか?
それと、めろんさんが、彼の立場に立って客観的に彼と子供たちのことを見ていることも、
すごく思いやりのある視点だと思いますよ。
>彼の立場に立ったとき、子供を大切に思う気持ちはものすごく良く理解できます。
自分自身で納得している感じがします。
ただ、嫉妬が根深くて苦しい理由もめろんさんが掴んでますね。
>子供の頃、幸せな家庭では無かったので余計に嫉妬してしまっているように感じます。
この部分。
ここではめろんさんがどんな子供時代を過ごしたのかは書かれていないので、
推測になってしまうことをご了承ください。
幸せな家庭が目の前にあると、
自分にとって幸せでなかった家庭での出来事がいろいろと思い出されてしまいます。
もし、めろんさんが彼の親子関係を羨ましいと思うのだとしたら、
嫉妬の対象は彼ら「親子」も加わるかもしれませんね。
子供たちだけでなく、彼を加えた「親子」そのものです。
彼と子供の“親子”に、かつて欲しかった理想を重ねていませんか?
めろんさんの親子関係については触れられてないので、
思い出すのはちょっと苦しいかもしれません。
「親子」に嫉妬しているとしたら、
彼と子供たちの関係にかつて得られなかった「理想の親子」を映し出している可能性もあります。
大人の心で、彼の愛情が子供たちに向けられていることにジェラシーを感じながら
子供の心で、彼の子供たちを羨ましいと感じている。
そんな2つの嫉妬がありそうなんです。
嫉妬が教えてくれるのは、“愛の形”の違い
愛情が絡み合って、2つの嫉妬を生み出しているとしたら、
少し愛の種類について触れておきます。
心理学より少し哲学的になりますが、参考になればと。
ちなみに、心理学や哲学では愛にもいくつかの種類があるとされています。
ざっくりとですが、彼が子供たちに向けている愛は「無償の愛」と「家族愛」ですね。
それからお付き合いしている彼とめろんさんの間には、「肉体的な愛」と「無償の愛」ですね。
さて、「無償の愛」に嫉妬してしまっているならば、朗報です。
彼がその愛を提供できる人でもあるんですね。
彼の包容力や優しさや思いやりが子供たちだけでなくめろんさんにもも同質の愛が伝えられているはずです。
「嫉妬してもいいよ」小さな自分を責めずに抱きしめて
次の「家族愛」です。
彼と結婚を考えていれば、将来、家族愛を受け取ることもできるかもしれませんね。
でもめろんさんの子供の心が反応してしまうのだとしたら、
嫉妬で苦しくなっている小さなめろんさんに優しく声をかけることで癒してあげてください。
過去の自分を思い出しながら想像の中で、
苦しくても頑張っている小さなめろんさんに「苦しよね、辛いよね」って寄り添ってあげる。
「無理しなくていいよ、泣いてもいいよ」と許してあげる。
「わがまま言っていいよ、嫌だって言っていいよ」と肯定してあげる。
カウンセリングでは、子供の頃をどのように過ごしたかを質問しながら聞いていき、
めろんさんに必要な言葉でアファメーションを作るのですが、
ここではめろんさん自身が過去の記憶を辿りながら言って欲しかった言葉を自分にかけてあげてください。
本来、親に求めるはずの「家族愛」を彼に求めてしまうと、歪みが出てしまいます。
なので、めろんさんと彼との間では「無償の愛」を相互に与えあってくださいね。
もちろん、「肉体的な愛」(=エロス)も。
嫉妬心の出どころがどんな愛情に紐づいているのかが分かると、
嫉妬も半減するのではないでしょうか。
半減すれば、「こんなに嫉妬するくらい、彼のことが好きなんだ」という思いにも気づくくらい心に余裕も出てきますよ。
<嫉妬の奥にある“ほんとうの気持ち”に気づくための3つの質問>
*紙かスマホのメモに、素直に書き出してみてくださいね。
1)彼が子どもを大切にしているのを見たとき、どんな気持ちになりますか?
👉 例:「寂しい」「私も見てほしい」など
2)その気持ちを感じたのは、子どもの頃のどんな場面と似ていますか?
👉 例:「妹(姉、兄、弟)ばかり可愛がられてたとき」「母に甘えられなかったとき」など
3)そのとき、誰に何と言ってもらいたかったですか?
👉 例:「本当はあなたが一番大切なんだよ」「ごめんね」など
<8種類の愛>
エロス(肉体的な愛)
フィリア(友人同士の深い愛)
ルダス(遊びの愛)
アガペー(無償の愛)
プラグマ(実用的な愛)
フィラウティア(自己愛)
ストルゲー(家族愛)
マニア(偏執狂的な愛)
最後に
嫉妬は、愛されたいと願うあなたの心からのサインです。
その感情を責めずに、
「そう感じるほど彼が大切なんだな」と受け止めてみてください。
嫉妬の痛みは、“自分を癒す力”へと変わっていきますよ。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
