人の表情に敏感|感受性と自己理解の心の仕組み

wp_psychology

こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。



相手のことを思いやれる、相手の立場に立てるのは、感受性の強さ、豊かさでもあるのですが
気を遣いすぎて疲れてしまう場合は、後天的に身についた自分を守るための力かもしれません。


相手の表情に敏感になるあまり、自分の感情を後回しにしてしまうんですね。

“感受性が強い=疲れやすい”ではなく、心の歴史があったのかもしれませんよ

後天的に身につける感受性


感受性や感性は、
子供の頃から芸術や音楽に触れたり、動物(ペット)や異文化での交流から育まれます。
この時、一緒に同じ時間を共有して、「楽しいね」「面白ね」「素敵だね」と共感する関わりがあることが大切です。
もちろん、豊かな感受性や感性を持って生まれてくる子もいます。

そして、後天的に自分の身を守るために感受性や感性を高めることもあるんですね。

それは子供の頃の親子関係で強化されます。

例えば、両親の不仲、ヒステリックな親、過干渉過保護、心配性な親の場合、感情や態度が一貫しなくなります。
子供には愛情を注ぎながらも、不機嫌な態度を見せてしまいます。
また、不機嫌な感情をコントロールできずに子供に八つ当たりをしてしまうこともあるかもしれません。

親の機嫌が悪いというのは、小さな子供にとっては恐怖です。
一人で何もできない子供は、親を頼らなければならないのに、頼れなくなってしまいます。
子供視点では、まだまだ甘えたいのに、優しくしてもらえないと、怖いし寂しいし悲しいんです。でも慰めてももらえない。

そうすると、小さな子供は一生懸命に考えます。
優しくしてもらうためにどうするか
つまり自分が傷つかないための行動をします。

まずは親の表情や態度を観察します
親の機嫌が悪い時には近づかない(回避)
親の機嫌を取ろうとします(依存)
親の機嫌に頼らず一人で頑張ります(自立)

いずれかの行動で傷つくことを避けられたら、その後は同じ行動を繰り返します。

我慢したり、大人な行動をとることで“いい子”を演じることも、傷つかない行動の1つです。


でも、傷つかないように行動しているにも関わらず、優しくもされず不機嫌な状況が続くと、子供は混乱します。
混乱しながらも、親の表情の機微をさらに読み取ろうと頑張ります。
表情だけでなく、声のトーンや言い回し、行動や起きている出来事にも意識を張り巡らせるて観察するでしょう。
何度も何度もトライアンドエラーを繰り返しているうちに、感受性や感性は誰よりも強くなります。

大人になってからの影響



この能力は、大人になってからの対人関係でプラスに働きます。
他者への思いやりを持てるし、些細な出来事に気が付くので、気遣いのできる人、優しい人だと誰からも頼られる存在になるでしょう。

でも、それには他人には気づかれない苦しみを抱えてしまうんです。

自分の感情が分からない(鈍感になる)

意識は常に他人に向けられていて、微細な変化にも反応できるのに、
自分には意識が向けられず、自分の本心に鈍感になってしまうんです。

人が喜んでいるのを見ると嬉しい

これは多くの人がそう言います。
自分の行動が誰かの役に立った
笑顔にさせられたことで満足
これも事実です。

ただ、自分の感情が分からない人にとっては
相手が喜んでいると安心することがあります。
逆に喜んでいないと、不安になって喜ぶまで頑張ってしまいます。
喜ばないのは、自分に至らないところがあるのだと自分を責めてしまいます。

自分の行動が結果的に人を喜ばせた
人を喜ばせた結果、自分を認められる


この2つには大きな違いがあります。
自分の感情に鈍感になって、意識が他者だけに向けられると、喜ばせられないのには自分に非があると考えます。
自分は間違ってないことを証明するために、傷つきたくないために結果をコントロールしたくなってしまうんです。

かつて傷つかないように結果をコントロールし続けてきたからです。
親子の時にはうまく行っていたかもしれません。

大人になれば、関わる人も多岐に渡るので、親子のようにはなりません。
会社の同僚や先輩や後輩を相手にするなら、諦めもつくかもしれませんが、
たくさんの時間を共有する恋人やパートナーに対しては、かつての親との関わりのように、コントロール欲求が強くなります。

恋人やパートナーとの関係で、いつも「顔色をうかがっている」自分に気づいたことはありませんか?



自分は敏感だ、感受性が強い方だと感じながらも、気を遣いすぎて疲れてしまうなら、
子供の頃の親との関わりを探ると、解決の糸口が見つかります。

親はどんな人で、どんな態度でしたか?
親との関わりで、どんな対処をしていましたか?

その対処は、大人になってどんなところで役立ってますか?
その対処は、大人になって役に立ってないと思えるのはどんな場面ですか?

「優しい」と思われる行動の中に、自分を守るためのパターンが隠れていることもあります

そんな自問を繰り返しながら「自己理解」を深めてみてください。




お読みくださりありがとうございます。

🔹 「感情を出せない」その理由をカウンセリングで探してみたい方
 ➡️ オンラインカウンセリングの詳細はこちら

🔹 こじらせた恋愛や人間関係で親子関係や過去を振り返る理由
 ➡️「繰り返す人間関係のパターンの見つけ方

🔹 承認欲求を満たしたい
 ➡️「承認欲求の満たし方3つ

🔹 感情をオフにする癖が恋愛をこじらせる
 ➡️ 「パートナーシップで起きる違和感

🎥 ココロノマルシェにてカウンセラー・インタビューを受けました。
🪐 よろしかったらこちらもご覧くださいませ。

はくじひろ
HAKUg|sHIRO

Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
noteも更新中(過去のブログお読みいただけます)▶️ Life Create Labo

【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。