自己肯定感を高めたい人が陥る“承認欲求”の罠

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こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続ける
カウンセラーはくじひろです。

「承認されても満たされない理由──それは自己肯定感じゃなかった」

自己肯定感を上げたい。
でも、褒められても満たされない気がする。
そんな経験、ありませんか?

今回は、思考派のあなたにこそ伝えたい
「自己肯定感と承認欲求のすれ違い」について掘り下げていきます。

自己肯定感を上げたくて、
承認欲求を満たすのは方向が逆ですよ。

自己肯定感を上げたいと思う時に考えて欲しいことがあります。

「自己肯定感を高めたい」という健全な願い

まず、自己肯定感が低い高いはとは、
自分自身を評価(肯定、受け入れる)する時の表現です。

もちろん自己肯定感が低いよりは高い方がいいというのは分かっています。
なので自己肯定感を高めたいと思うことは健全な思いです。

自己肯定感を高めようとしてやってしまうのは、
他己肯定を高めようと努力してしまうことです。

あえて他己肯定ってしました。他人からの評価=他己肯定と呼んでみます。

他己肯定は他者からの評価です。
承認欲求を得たい時ほど他者からの評価が高いこと、多いことを求めてしまいます。

承認欲求を満たしても、なぜか満たされない理由

多くの人から高い評価をもらえると、嬉しいですよね。

でもこれでは、自己肯定感も上がるとは言い切れません。
なぜなら自己と他己、そもそも軸が違います。
他己肯定感をあげる努力をしても自己肯定感は何の影響も受けません。
軸が違うから。

<<承認欲求とは>>
他者から認められたい
評価されたいという、人間が持つ基本的な心理的欲求

<<自己肯定感とは>>
他人と比較することなく、自分の価値や存在意義を認め、受け入れること

(でも、周りから褒められても嬉しくない時があります。)
「そういうつもりではない」と感じる時や
「この人に褒められても・・・」と思うこともあるかもしれません。

とはいえ、褒められて嬉しい体験をすると
手っ取り早く褒められることをしてしまうんです。

また(他者から)褒められたら自己肯定感も上がるはずだと、思っています
でも、満たされているのは承認欲求の方です。

承認欲求を求める限り、他者評価に左右されてしまいます。

“他己肯定”に頼っても、自己肯定感は育たない

本来の自己肯定感の高さとは、
褒められずとも、自分への肯定感を高く保っていられる力です。

自己肯定感は
自分軸で自分自身を肯定する
自己発信です。



他己肯定感は
他人軸で他者からの肯定を受け取る
他者配信です。

他己肯定(承認欲求)が受け身であることがお分かりいただけますか。
(受け取るのも愛のスキルなので、受け取り拒否はせずに受け取ってくださいね。)

他者からの承認欲求を求めている限り、自己肯定感は上がりません。

自分軸で自己肯定を育てる視点とは?

さて、自分を肯定できないから困っている、という人も多いと思います。
それならば、自分から誰かを肯定するように自己発信するのはどうでしょうか。

誰かのいいところを見つけること、できるならそれを言葉にして誰かを褒めてみてください。いいところを伝えてください。

誰かのいいところ探しをしていると、いいところへ目が向けられるようになります。
いずれ自分にも同じように目を向けられます。

自分もまんざらでもないな
自分もなかなかいいんじゃないかな

自己肯定が難しいなら、他者肯定から始めよう

遠回りだと感じる人もいるかもしれません。
でも、すぐに自己肯定感を上げられずに困っているなら、自己否定を止める必要があります。自分を責めるのがクセになっていませんか?

それならば、まずは他者を肯定する力を伸ばして、
強めてください。
否定の力が少しずつ弱まっていきます。

自己肯定感は、誰かに与えてもらうものではなく、自分の中に育てていくもの。
その最初の一歩として、誰かの良さを見つける力を育ててみてください。
それは、あなた自身を優しく肯定する力にもなっていきます。

そして、これが自己受容を高めることにもなります。

もし、肯定する力が伸びているのかどうか、分からなくなったらカウンセリングにいらしてください。

🔹 承認欲求を満たしたい
 ➡️ 「“褒められたい”を自分で満たす方法

🔹 承認欲求と親密感
 ➡️「説明しすぎるあなたが愛から遠ざかる理由

🔹 思考の罠に気づく
 ➡️ 自分軸でいるつもりが…実は他人軸だった話

はくじひろ
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