
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
のっちさんからのご相談です。(相談文はこちら)
収入が低いことを他のせいにする旦那に腹が立つ
旦那の現在の年収は350万円くらいです。
現在39歳で非正規なので将来性が心配にはなりますが、生活は今のところなんとかなっています。
昇格やスキルアップなどの向上心はあまりないみたいで、慎重派なので転職もしたがりません。
旦那はよく自分の収入が低いことを、会社や社会のせいにしています。
『この会社何言っても変わらない』『この国終わってる』などと自分以外のせいにして
自分は変わろうとしないことに腹が立ちます。
旦那が今の仕事をがんばってることは評価してるし、会社の悪い面も社会の問題も重々分かるのですが‥
こんな私が真面目すぎるのでしょうか?
旦那にもっと稼げるようになってほしいと思う私は依存的なのでしょうか?
イライラしている心を軽くしたいです。
旦那さん(パートナー)にもっと頑張って欲しい、
責任転嫁しないで欲しいと思うことはよくあります。
それには現状よりもよくなって欲しいという希望や期待を持っているからですね。
のっちさんが旦那さんの頑張りを認めていたり、
事情も分かっているならば依存にはならないです。
むしろ、頑張りを認められているのは、旦那さんに対する信頼あってのことだと思うんです。
だから期待もしてしまう。
とはいえイライラしてしまうのは、夫婦間(パートナー)でのバランスの取り方が互いに強く出てしまっているかもしれません。
責任感が強い、弱い。どこに、または誰に責任を持たせるのか、
その辺りも含めて心の仕組みについてお伝えします。
「自責・他責・社会責任」どこに置くかで見える景色が変わる
責任感が強い人ほど自責の傾向があります。
自分の責任として、他者をサポートしたり、自分のことは自分の力で頑張ろうとします。
何かトラブルがあれば、誰かのせいにせずに自分の言動の落ち度を見直したりします。
自責の反対が他責です。
何かトラブルがあれば、トラブルの原因になった人に責任を押し付けてしまいます。自分の非を認めないこともあり、被害者意識を持ちやすい傾向があります。
一方で責任というプレッシャーを持たないので負担は少ないです。
他責にはもう1つあります。
人ではなく国や社会に責任を押し付けます。(社会責任)
特定の誰かではなく、社会や地域、会社や団体、学校などの仕組みを責めます。
自分ではどうにもできない大きな対象に対して責任転嫁するものの、抵抗できない諦めも出ます。
①自分の責任にする
②他人の責任にする
③社会の責任にする
人がどこに責任を置くのかは、この3つに分かれるんですね。
「どうして私ばっかり?」のイライラの正体
>旦那はよく自分の収入が低いことを、会社や社会のせいにしています。
旦那さんは責任の拠り所を
③社会の責任にする
傾向の方ですね。もちろん、内容によっては①に振れたり、②に偏る可能性もありますが、
大きくは③ということです。
のっちさんは、恐らくは
自分で責任を負うことで他人のせいにしない方なのではないでしょうか。
もう少し話を聞いてみないと分かりませんが、責任感が強くて①の傾向があるかもしれません。
大きくは価値観の違いになってしまうのですが、
のっちさんから旦那さんを見ると、
「どうして自分の力で頑張らないの?」「なんで他のせいにするの?」
と、努力の足りなさにイライラしてしまうのも当然です。
旦那さんから自責傾向の強い人を見ると
「何でそんなに自分を責めるの?」「自分一人の力ではもうどうにもならないじゃないか」
と孤軍奮闘しているように感じてしまうかもしれません。
>『この会社何言っても変わらない』『この国終わってる』などと自分以外のせいにして
自分は変わろうとしないことに腹が立ちます。
ここですね。
自分は変わろうとしない、努力しない、他のせいにして動かない、
そう捉えるのも無理はないんです。
ただ、気になるのは
『この会社何言っても変わらない』
この部分。
何か旦那さんなりに行動したり、努力した形跡がありそうなんですよね。
でも、会社という大きな力を前にして太刀打ちできなかった感じもありそうです。
会社のせいにする時、特定の誰かを攻撃してないんですね。
会社のせいなら社長が悪いのかと言えば、社長はよくやっていて実はその経営陣ちがよくないとか、〇〇部のやり方があってないとか、仕組みや方針、方向性が良くないと責めていることがほとんです。
自分の力では無理そうだ。もっと大きな力を持っている誰かが動いてくれないと変わらない。
それは社会や国が根本から変わらないとダメなんじゃないか。
旦那さんの思いや心情は、旦那さんに聞かなければわからないのですが、
日頃から一緒にいて責任感の強めなのっちさんからしてみると、努力不足に見えてしまいますよね。
夫婦で無意識にやってる“綱引き”とは?
二人の間で起きているのは、自責に変わって欲しいのっちさんと自分では責任は負えない旦那さんが綱引きをしている状態です。
お互いに引っ張りあってバランスを取っている状態です。
これを崩すことで変化が起こります。
旦那さんの方が力を緩めたら解決する
それは確かにそうですが、これだと②他責になってしまいます。
もし、バランスを崩して変化を起こしたいと思うならば、のっちさんが力を緩めてみてはどうでしょうか。
先に変わることは損ではなく、未来の自分を軽くする選択をするということです。
もっと思い切り引っ張ることもできるのですが、それではのっちさんの努力が大きすぎて疲れてしまうし、逆に旦那さんもより大きな力で引き戻そうとするかもしれません。
力を緩めるには2つ方法があります。
・会社や国のせいにしたくなることもあるよね〜と受け入れる
・私って責任感強すぎるかも。そこまで背負わなくてもいいと緩めてみる
共感できない相手にどう「バランス」をとるか
旦那さんの言い分を受け入れたり、共感してみるには、イライラな気持ちが邪魔をしてなかなか実行できない可能性もあります。
無責任なことを肯定するなんてできない、と思うかもしれません。
なので、自分自身が持っている責任感の強さをちょっと緩めてみるだけでも変化があるかもしれません。
自分で背負っているもの、背負わなければならないと思っていることはありませんか?
生活のこと、お金のこと、
もし仕事をしているのであれば、同僚のこと上司や部下、または自分の業務のこと、
親、兄弟、家族のことなど、何か「私がやらなければ」と思って必死に頑張っていることがあれば、振り返ってみてください。
これも夫婦(パートナー)間のバランスです。
一人が多く背負っている、または抱え込んでいる時に、もう一人が何も抱えてない、むしろ手放しでいる状態になりがちです。
この時に、背負っているものを相手に押し付けるのではなく、
ただ荷下ろしをするだけでもバランスに変化が起きます。
責任の拠り所を自分にするのか、社会にするのか、それとも他者にするのかによって人それぞれです。
自分自身はどれなのか、相手はどうなのか、そんなところから違いを探りつつ、
バランス緩めたり強めたりしてみてください。
最後は抽象的になってしまいましたが、
責任感が強い方は、自分自身が背負っているものを振り返って下ろせるものから下ろしてみてくださいね。
最後に
自分が変わるなんて、悔しいと思う気持ちもきっとあると思います。
でも、先に力を抜くことで、関係性のバランスは必ず動き出します。
まずは「頑張りすぎてないかな?」と、
自分を見つめ直すことからはじめてみてくださいね。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
