
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
あとむさんからのご相談です。(相談文はこちら)
お局様が増えました
30代です。女性のみの職場で管理職として働いています。
昨年、職場の部下のアラフィフ2人との関係が悪化しました。意見を言うと不機嫌になり、指示も聞いてくれなくなりました。
2人で妙につるみだし、悪い噂も流されて居心地が悪くなったので、上司に「辞めたい」と言ったところ「反発があるのは成長したからだ」「とりあえず距離を取れるように在宅勤務にする」「同い年くらいで相棒になれそうな人を入れるから」と言われて残ったのですが、やってきたのは前の上司(こちらもアラフィフ女性)でした。その方はとてもフォローをするのが大変な方で、私は「この人とは仕事できない」と言ったのですが、採用されました。今のところ、立場が逆転したことを本人は受けいれられないようで、意見や提案をするだけでも話がこじれてしまいます。今はこの人が不機嫌になりがちのため、他のスタッフが機嫌をとっているようです。
私が在宅勤務であることも気に入らないようで、職場に行くと他のスタッフからは妙に遠巻きにされて孤立感があります(1人、60代のスタッフで心を許せる人がいるので、その人から情報収集しています)。
上司には「ちゃんと現場の面倒を見なきゃダメだ」と言われ、最近はとても悩んでしまい、吐き気に悩まされています。胃炎から来ていると思っていましたが、ストレスかもしれません。
くよくよと「厄介なアラフィフが2人から3人に増えるなんて、(人為的にしても…)私が引き寄せているのでは?」「辞める気は満々だけど、もしかしたら自分が変わればいい方向に行くのではないか」とつい思ってしまいます。
苦手な人や嫌いな人を避けたのに、また同じような人がやってくる。
なんで?どうして?
なんて思いますよね。
私だけがこんな目に遭わなければならないのか
と、自分一人ではどうしようも出来ないと悔やむし、人間関係だからこそ悲観的になることもあります。
嫌な出来事が立て続けに起きてしまう、苦手な人ばかりに遭遇すると感じる時には、
その敵(宿敵)から逃げる、または向き合って闘うことしかないのかと考えるものですが、
ここでは、
逃げるか闘うか以外の選択肢を考えることと
それから、その敵は本当に敵なのか??という2つの点でお伝えしてみます。
人は追い詰められると二択になる
嫌な人、苦手な人、時にはいい人だと思っていたのにダメになった人が「敵」になってしまうことがあります。
敵であるなら、やっぱり避けていしその場から離れる、物理的に距離をとることが一番の対処です。
ただ、敵がなん度もなん度も現れて逃げきれなくなってしまうと、もう闘うしかないと諦めて戦闘モードに自分を追い立てることも、少なくありません。
人は危機的な状況に追い込まれると本能的にも逃げるか闘うかの選択をするので、
あとむさんの行動も間違ってないんですよね。
距離を取るために上司に相談していたので、最初は逃げようとしてたはずなのです。
こうして上司に相談できたってことは、素晴らしいですよね。対処の方法としては大人な対応です。
でも、次にまた同じような人が現れ、逃げれずに向き合う必要が出てきてしまい、もっと遠くに逃げようと考えているわけです。
ここで他の選択肢を考える前に、このようなパターンが今までの経験の中でも繰り返されていないかを振り返ってみてはどうでしょうか。
出来事ではなく「感情」を追う
同じことが繰り返されているかどうか、
渦中にいるとそんなことない!と抵抗が出ることがあります。
今までは何もなかった、上手くいってた、相手はだいぶ年上でし、複数人だから同じことはないのでは、、、と同じケースを探してしまうものです。
このようなとき、同じケース、または出来事や要素を探すのではなく、
「同じような感情」を探すとパターンが見つかりやすくなります。
例えば
>昨年、職場の部下のアラフィフ2人との関係が悪化しました。
昨年より前、関係は悪くはなかったのではないでしょうか。もしかしたら良好だった可能性もあり得そうですね。
以前はどんな関係で、何がきっかけで悪化してしまったのかも分かるといいのですが、
例えば感情を追うと、
「親しみある」間柄だったけど、何かをきっかけに反発するようになり「不愉快な気持ち」にさせられてしまう
とかです。
この感情と向き合うって、結構しんどいのですが、ただ苦痛や嫌な気分を味わうよりは、解決や解消に近づくことができます。
>意見を言うと不機嫌になり、指示も聞いてくれなくなりました。
こちらも、感情を追うといいですよ。
意見を言うって言うのは、
相手の考えていることと異なることを伝えるってことなので、「意見」を言うのって勇気が必要ですし、ある意味テクニックが必要になったりするんですね。
反対しているわけではないのに、相手が「反対された」と捉えてしまうこともあって、交渉術の中では意見を伝えることは難易度が高いのです。
あとむさんとしては上司として伝えているはずなので「そんなつもりないのに」と感じながらも相手の不機嫌に心を痛めていると思うのです。
指示も聞いてくれないとしたら、上司としてどう感じますか?
腹が立つ!生意気な!
と怒りが湧くこともあれば
馬鹿にされてる!悔しい
ってこともあるし、
今までは聞いてくれてたのに悲しい
と感じることもあります。
どのような思いや気持ちが出てくるでしょうか。出てきた気持ちと同じように感じたことが過去になかったでしょうか。
過去のを振り返ってみると、
学校の先生と同じようなことがあったとか、
友達に対して同じような気持ちを味わって疎遠になってしまったとか、
何か出てくるんですね。
かつて経験した出来事の中で、気持ちや感情を隠してしまったり、なかったことにすると
大人になってから再び同じような感情を味わう出来事が目の前に展開されます。
心理学では
「未完了の感情は繰り返される」と言われます。
第三の選択肢は「過去の自分」と向き合う
なので、過去の自分と向き合ってみることが、逃げるか闘うか以外の選択肢の一つになります。
自分自身の過去の出来事を振り返ること、
それから同じような思いや気持ちになったことがないかを探ってみることです。
嫌な出来事を思い出すことになるかもしれないので、リラックスしているときにトライしてみてくださいね。
敵に見える人が、教えていること
では、最後に
「未完了の感情は繰り返される」についてもう少し掘り下げてみます。
消化されずに残っている感情が似た状況を再現している捉えたときに、
その相手は本当に敵なのか、という点です。
嫌がらせをしてくるとか、仕事なのにやらないとか、ネガティブな側面を見てしまうと敵の視点からは離れられずにしんどくなります。
もし、過去に同じような出来事が見つかったとしたら、その時と違う行動をとることでパターンを崩すこともできます。
このあたりはもう少し詳しくお話しを聞けると、具体的な方法も出てきます。
一方で、あとむさんの上司が、なかなか状況を見てくれているのではないかと思うのですが、
どうでしょうか。
>「反発があるのは成長したからだ」「とりあえず距離を取れるように在宅勤務にする」
ちょっと遠回しな言い方ですが、あとむさんの成長を見てくれているし、距離を取るための対策も取ってくれている感じるんですね。
これって、長年の仕事ぶりを見てくれていてある程度の信頼がなければ、できることではないと思いますよ。
こういう成果を気づかせるためとか、在宅勤務になることで時間の確保ができるようになったとか、「敵」以外の副産物もありそうなんですね。
もちろん、それをどう捉えるかはあとむさんの状況や心境をもう少し聞いてみないと分からないことが多いのですが、
今回の出来事は、「孤立」ではなく
「信頼されている証」の中で起きているのかもしれません。
と、渦中にいるとなかなか気づきにくいのですが、過去を振り返ったり、これからのやりたい仕事のことを考えたり、こうなりたい未来の自分を思い描いてみると、今ある出来事を視野を広げて捉えられます。
ただ、怒りや悔しさの感情がたくさん出てきてしまうなら、
押さえ込まずにノートに書く、誰かに話すなどして吐き出してくださいね。
昔からの蓄積分があると解放するの時間も必要ですよ。
<3分でできる「感情パターン」チェック>
① 今回の出来事で一番強かった感情は?
・怒り
・悔しさ
・悲しさ
・馬鹿にされた感じ
・見下された感じ
・無力感
・孤独感
・その他( )
→ まずは「出来事」ではなく感情を書き出す。
② その感情、前にも味わったことは?
・いつ頃?(学生時代/前職/家族関係 など)
・誰との関係で?
・どんな場面で?
→ 出来事が違っても、「感情」が似ていないか探す。
③ その時、本当はどうしたかった?
・言い返したかった?
・わかってほしかった?
・守ってほしかった?
・距離を取りたかった?
→ 叶わなかった思いがヒント。
④ 今回は、前と違う行動が取れるとしたら?
・感情を言葉にする
・一拍おく
・距離を調整する
・第三者に相談する
・戦わない選択をする
→ 小さくていいので「違う選択」を1つ決める。
同じ人が現れているのではなく、
同じ感情が再生されているのかもしれません。
出来事ではなく「感情」を追ってみてくださいね。
最後に
目の前の相手を変えることは難しくても、
自分の感情の扱い方は変えることができます。
今回の出来事は、あなたを追い詰めるためではなく、
ひとつ深いステージに進むための合図かもしれません。
逃げるでも、闘うでもなく、
自分を「理解する」という選択肢も、持っていていいのです。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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➡️「繰り返す人間関係のパターンの見つけ方」
はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
noteも更新中(過去のブログお読みいただけます)▶️ Life Create Labo
【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
