【ご相談】大切な人を傷つけてしまった|後悔から学ぶアンガーマネジメントの第一歩

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こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。

ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。

*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。

ぴえぱおさんからのご相談です。(相談文はこちら

彼女を傷つけてしまいました。

僕には同じバイト先に一つ下の彼女がいます。彼女は自分をHSPといい、普通の人より傷つきやすいことを教えてくれていました。そのため、彼女がいやだと思ったことは二度としないように心がけて接していました。

ですが先日同じ時間にバイトをしているとき、彼女に対して少しだけ不満があり、それを抱えたまま彼女にきつい言い方で言ってしまいました。今まで気を付けてきた、きつい言い方をしないということを破り、彼女を傷つけてしまいました。それに深く反省、後悔をし、会える機会が少し先になってしまうのでlineで謝ったところ、どういうところが嫌だったのか(イライラしてる時に彼女にきつい言い方をしてしまうこと等)と共に、「私は傷つく関係を続ける選択はしないと思われるよ」という文章が送られてきました。嫌だったが積もりに積もったその言葉に意気消沈し、自分の行動を後悔し、藁にも縋る思いでこのご相談をしています。

自分自身も、このような自分の感情に左右されてしまうという性格は直したいと思っているところでしたが、見て見ぬふりをしてきました。けれど今回、その性格で取り返しのつかないことをしてしまい、彼女を傷つけてしまったので、絶対に直す(もしくはコントロールする)と覚悟を決めました。

傷つけた僕が100%悪いです。反省してもしきれないです。もし、彼女がこのまま関係を続けてくれるという選択をしてくれた時、僕はどのようにしたらイライラを彼女にぶつけることがなくなるでしょうか?自分の行動で彼女を悲しませることは絶対にないようにしたいです。
彼女が僕と一緒にいて幸せになれるように、自分がアンガーマネジメントなど考え方の方法を身に着けて、より良い関係を築きたいと思っています。
怒り(イライラ)の扱い方について、具体的な心の持ちよう、考え方などを提示していただけたら嬉しいです。

大切な人ほど、傷つけてしまったあとに強い後悔が残りますよね。

本当に見直したいのは「怒ったこと」より「怒りとの付き合い方」かもしれません。

恋人のHSP傾向を考慮して、大切に接しようとしていることが伝わってきます。
恋人が幸せになれるように、と願えることは素敵です。

アンガーマネジメントの方法、実は多くの人が苦戦します。
まずは、自分が100%悪いのだと責めずに、
ご自分の中でどのように対処していくかをお伝えしてみます。


傷つけた事実を見つめつつ、必要以上に自分を悪者にしないこと


恋人がHSP傾向があると、伝えてくれているんですね。
ぴえぱおさんへの信頼があるからこそ、自分自身のことを話してくれたんだと思いますよ。

HSPは気質なので、どんな言葉や状況に強く反応しやすいのかは人それぞれです。
だからこそ、一般論よりも「彼女はどんなときに傷つきやすいのか」を知っていくことが大切なんですね。


ぴえぱおさんは、この辺りはすでに対応しているかもしれませんね。



今回、ぴえぱおさんが自分の感情に左右される性格を直したいと思ったきっかけが

>彼女に対して少しだけ不満があり、それを抱えたまま彼女にきつい言い方で言ってしまいました。

この出来事ですね。
この場面を思い出すのは少々辛いかもしれませんが、
「どのくらいのきつい言い方」だったのかは、振り返りが必要かもしれません。

同じ言葉でも、相手や関係性によって受け取られ方は変わります。
だからこそ、「何を言ったか」だけでなく、「どんな空気で、どんなタイミングで伝えたか」も振り返ってみるといいでしょう。



それから、
「少しだけ不満があった」
これもどのくらいの不満なのかは把握しておくと良さそうです。

少しだけと言っても、それが日々の積み重ねで大きくなってしまうこともあれば、
我慢強い人の少しだけが、他の人には耐えられないほどの不満の場合もあります。

なので、
・普段からアンガーマネジメントができているのに恋人の前ではそれができない
・普段からアンガーマネジメントができていないと感じていてせめて恋人の前ではコントロールしたい

このように2通りあるそうなんですね。
まずはアンガーマネジメントについてお伝えします。


怒らないことではなく、怒りに飲み込まれないこと



アンガーマネジメントができている人ってどんな人でしょう。

いつでも、どんな場面でも、冷静な人
笑顔で全てのことに対処できる人

もしこんな人がいたら、完璧で有能すぎて、逆に心配です。

多くの人が誤解しやすいのですが、
アンガーマネジメントは「怒らない技術」ではありません。

アンガーマネジメントができる人というのは、自分の感情に対処できる人を指します。

怒りや不平不満を感じて、それを顔に出してしまうことはあるんですが、
その後にちゃんと(その場や相手に)フォローできることもマネジメントの一つです。

また、怒りや不平不満を感じた自分を受け入れて、
その気持ちを安全な形で発散させることもマネジメントです。

人は感情に左右されやすいものです。
その自分の感情にしっかりと対処することで、左右されても立て直せる人になれます。

アンガーマネジメントでは、
自分の感情について理解することが最初のステップになります。


イライラの正体を知ると、同じことは繰り返しにくくなる


ぴえぱおさんは、感情に左右されてしまうことがあるんですね。

>自分の感情に左右されてしまうという性格は直したいと思っているところでしたが、見て見ぬふりをしてきました。

こちらももう少し詳しくお尋ねしていく必要がありそうです。

どんな場面で出やすいか
何に不満を感じやすいか
その後どんな行動を取るか

誰もが感情に左右されるのですが、一体何に左右されるのかは人それぞれです。
何に左右されやすいのかで、対処の仕方も変わります。

例えば、どんな時に「イライラ」しやすいのか

誰かの言動にイライラしやすいとしたら、
思った通りにしてくれなかった
許せないことをした
自分のことを分かってもらえなかった
嫌な出来事があって八つ当たりしてしまった

イライラにも種類があるので、それをひとつずつ紐解いていくことが必要です。


怒りの出所を知ることが、関係を守る第一歩になる


イライラをぶつけてしまうとしたら、
どんな時にどうやってぶつけてしまうのかも掘り下げていくことも良いのですが、
掘り下げるうちに自分を責めてしまうならば、一旦発散することを優先してみてください。

アンガーマネジメントは、
怒りやイライラを抑え込む方法でもないんです。

感情に飲み込まれそうな時に一旦立ち止まること
立ち止まるというのは、自分を冷静に客観視することでもあります。

立ち止まったら
「今自分はイライラしている」
「怒りが湧いてきた」
と自分の感情を捉えてください。

その上で、何にイライラを感じたのか、
どうして怒りが出てきたのかを考えることに意識を向けてみてください。

お相手の性格傾向に過剰に対処しようとして、自分に多くの禁止ルールを課してしまうこともあります。
時には「ルールを守れなかった自分」にイライラや怒りや感じることもあるんです。

だからこそ、イライラや怒りの出所と、どこに向けているのかも冷静に観察してみてください。
その繰り返しでアンガーマネジメントは身についていきますよ。



最後に

アンガーマネジメントは、怒らない人になることではなく、
自分の感情に早く気づいて、扱えるようになっていくことです。
今回の出来事をきっかけに、自分の怒りやイライラの出方や、
その前にある気持ちを少しずつ知っていけたら、
それはきっとこれからの関係にも活きていきます。

お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。

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はくじひろ
HAKUg|sHIRO

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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。