
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
ビッグカツさんからのご相談です。(相談文はこちら)
仕事できない上司との付き合い方
転職して一年、もうすぐ35になるビッグカツと申します。
突然ですが、私の上司(50台半ば、男、部門長)は仕事が出来ません。どうできないかと言うと、
・確認漏れが非常に多く、段取り下手。必要な連絡も遅い。管理職だがあからさまな責任逃れをしがち
・私「△△って、〇〇であってますか?」上司「そうそう」→後日、別部署の所属長から△△≠〇〇だと指摘&リテイクされた案件は数知れず
・間違いを指摘すると、あからさま拗ねる
・常に「僕“は“めっちゃ頑張ってる」と悲劇のヒロイン面で、他メンバーへの労いが無い
・議題に対し会社として、ではなく僕はこう思う(大抵間違い)、と主語を差し替えがち
このような特徴があり、また他部署の所属長や歴数の長い方も私と同じ認識で、上司はその人達の中では弄られ(ツッコまれ)役です。
ちなみに私は段取り上手&責任感強めな自由人で、仕組み改変が得意です。配慮スキル高めな一方、アピール力は弱めで、決められたことを決められた通りにやるのは大嫌いです。
私はその上司の仕事を全て引き継ぐポジションにおり、基本的にその人と一緒に仕事をしております。やや四角四面な雰囲気の中割と自由にさせてもらってますが、上記のような人なのでどれか正解か分からず、もんのすごく仕事がやり辛いです。(そのストレスから今年に入りボクシングを始め、やり過ぎて絶賛腕を痛め、余計ストレスが溜まってます!!)
私はこの5年で自己肯定感や自己効力感を高め、今年に入って今まで以上に芯が逞しくなったと感じてます。
去年もその人に対しストレスを感じておりましたが、芯が定まってからは一層強いストレスを感じ、現時点の私の考えは「上司を介さず上長方と私が直接やり取りが出来る状況と考え得る可能性を全て試し、それで無理!/やり切った!ってなれば転職だ!」と思ってますが、ストレスフルなのは変わらず。
さて、皆さまにご指南頂きたいのは、
・自分にとってストレスフルな上司との付き合い方(自分のメンタリティを健やかに保てる上司との距離感、上司の扱い方、上司の活用方法)
・私自身責任感強めなので、このような状況で自分を潰さない程度に、責任感を良い方向で活用、発揮できるとすれば、どのようなやり方があるでしょうか?
・というか、もっと尊敬できて持ち上げてくれる人が上司になってほしいー!!(愚痴)
長文になり恐縮ですが、何かお気づきの点ございましたらお力添え願います!
職場の上司や部下にストレスを感じてしまうこと、ありますよね。
関わる頻度が高く、逃げ場が少ない関係ほど、
ストレスは積み重なりやすいものです。
日々のことなのでガス抜きが追いつかなくなります。
どうにかしなければ、と思ってしまうものですが、
どうして今このような状況になっているのだろう
と視点をずらして見ると、違うものが見えてくることがあります。
ビッグカツさんが、自分の状況を理解しつつ的を絞って相談してくれているので、
それに沿って、視点のずらし方も併せてお伝えします。
“困った上司”の裏で起きている役割分担
仕事ができる方から見ると、
要領の悪そうな人を見て苛立ちを覚えてしまうこともあるでしょう。
「もう!どうして??」と思うこともあるはずです。
仕事ができないと思っていても、
上司だと思うと遠慮したり、気を遣うこともあるかもしれません。
なぜ私はこういう役回りになりやすいんだろう
なんて思うこともあるかもしれないのです。
このような上司のもとでは、部下が自立せざるを得ず、
結果的に仕事ができるようになることもあります。
ただしそれは、部下が無理をして育っている可能性もあるのです。
文章から推察するに、上司は
打たれ強い
自己肯定感、自己効力感が元々備わっている
ストレスを溜め込まない
自己主張が強い
という特徴がありそうですね。
そして、このような方は、周囲の評価をあまり気にすることがないにもかかわらず、
(仕事ができないという自覚は薄いはずです)
仕事のできる部下を創出するので、部署としての評判が良くなります。
周囲から、「仕事ができる部下ですね」なんて言われたりして
「部下が優秀で本当に助かるよ」とご満悦になることもあるでしょう。
そのような人の元には、責任感の強い方がピタッとハマることがあります。
ビッグカツの特徴としては
・責任感がある
・周囲への配慮ができる
・上司の仕事を肩代わりするほど、指示がなくても動ける
その反面
・ストレスを溜めやすい
・アピール力は弱め
上司と正反対のところがあるんですね。
このような時、お互いの弱点を補っている可能性が高いのです。
上司が頼りないと、できる部下ほど自然と穴埋めをするようになります。
すると職場では「上司は指示する人、部下は回す人」という役割分担ができあがります。
責任感や気配りがある人ほど起こりやすい構造なのです。
そうすると、役割を下りたいと考えるものなのですが
役割を変えることの方がこの先の未来にとっては良さそうですよ。
今の役割を変えるためには、やっぱり自分を変えることの方が近道です。
仕事で心をすり減らさないための距離の取り方
まず、距離感。
本当は離れたいですよね。
でも仕事だと思えば関係性を悪くしてはやりにくくなってしまいます。
>自分にとってストレスフルな上司との付き合い方(自分のメンタリティを健やかに保てる上司との距離感、上司の扱い方、上司の活用方法)
ここは境界線が大事です。
責任感があるために、なんでも背負ってしまうとしんどくなります。
「相手の未熟さまで自分が回収しないこと」
上司が何もしないから、と文句も出てくるものですが、
ここまでやったら十分
と線引きすることで、心理的距離を作ってみてください。
相手が引き受けるべきことを分けるだけでも心の消耗はかなり変わってきます。
“ちゃんとやらなきゃ”を、自分を守る力に変える
責任感を良い方で使いたいですよね。
>私自身責任感強めなので、このような状況で自分を潰さない程度に、責任感を良い方向で活用、発揮できるとすれば、どのようなやり方があるでしょうか?
上司の責任の範疇は上司に任せること
「そんな無責任なことできない」と思うとしたら、誰かの責任を背負おうとしてしまっています。
上司その人は責任を負える人ではないかもしれませんが、上司の役目としての責任は上司のものですからね。
これも境界線です。
自分の良さを活用できないとか、上司をうまく扱えないことで、力不足と感じることがあるならば、自分自身の取り扱い範囲をまずは狭めてみてくださいね。
理想の上司を求める気持ちの奥にある、本当の願い
上司に不満があると理想の上司を望んでしまいます。
>もっと尊敬できて持ち上げてくれる人が上司になってほしいー!!
尊敬できる人
自分を褒めてくれる人
そういう人に出会いたいですよね。
ここからは自分自身の思いや感情と向き合ってみてください。
ストレスを感じる時、その対象を見てしまうんですね。
匂いとか音とか、記憶を呼び起こす「モノ」であれば、離れたり取り除いたりできるんです。
ただ、「ヒト」は除いたり、排除したりできないのです。
そのような場合は、「ヒト」そのものよりもどこにストレスを感じているかを探ってみてください。
それが、自分の思いや感情と結びついています。
この上司と組んだことでこの望みが湧き出ました?昔から?
今までの会社では良い上司だったのに、今、叶わなくなった?
最後にもう一つ、
自己肯定感や自己効力感を高められたのは、ビッグカツさんの努力だと思うんです。
自分の状況は良くなっている、でも周りの状況は悪い
もし、そう感じるとしたら、周囲の状況も良くすること(ストレスを減らすこと)を目標にしていたりしないでしょうか。
自己肯定感や自己効力が上がったことによって、自分を認められるようになると、
より完璧な自分を目指して頑張ってしまうことがあります。
自分を立て直してきた人ほど、
「ここまで来たんだから、もっとちゃんとやらなきゃ」
と無意識に自分を追い込みやすいものです。
5年もかけたので、しっかりと効果を感じているはずですし、土台ができているので、ここで少しペースダウンしても大丈夫ですよ。
頑張れる人ほど、頑張り方を見直すタイミングかもしれません。
ご自身への労いは忘れずに。
最後に
上司の未熟さに振り回されるたびに、
もっとしっかりしなきゃと自分を追い込みやすいのかもしれません。
本当に必要なのは、どこまでを自分の責任にするのかを決め直すことです。
抱え込みすぎる優しさを、今度は自分自身にも向けてあげてください。
少しペースを落としても、あなたの価値は変わりません。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
noteも更新中(過去のブログお読みいただけます)▶️ Life Create Labo
【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
