【ご相談】「不安が原動力」を卒業するために|完璧主義から抜け出す小さなステップ

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こんにちは。

自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。

ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。

*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。

だやさんからのご相談です。(相談文はこちら

不安を原動力にしないと動けません

私は小さい頃から心配性で、とにかく心配を原動力にして頑張ってきました。怒られたらどうしよう、間に合わなかったらどうしよう、うまくいかなくて周りをイライラさせたらどうしよう、と上手くいかなかった時の様子をリアルにイメージして、恐怖を煽ることでやるべきことをやってきました。そのおかげで、成績も良く、空気もそれなりに読んで人間関係もあまり大きなトラブルを起こさず生きてこれました。
しかし、専門職に就職して4年経ち、今かなりキャパオーバーを繰り返しています。エンタメ系の業種で正解がない仕事をしており、今まで通りの頑張り方をしてもなお、成果物に対して全否定をされたり、真逆の意見を言われたりすることがあります。その結果、さすがに言われたことがないくらいひどい言葉で自分を罵倒することでそれを回避するために頑張るようになってしまいました。今まで上手く使ってきた手法が完全に暴走して、心が壊れてしまいました。

もう頑張らないと思っても、周りの目を気にする癖は治らず、失敗して周りから冷たい目で見られることが怖くて妄想を止めることができません。
頑張りたくない、もう頑張れないけど怒られたくない、そんなジレンマの狭間から少しでもいいので抜け出したいです
どうすればいいでしょうか

不安を原動力にするって、悪いことではないですよね。
例えば、怒りをきっかけに仕事に打ち込む、集中することもできます。

ただ、不安な気持ちが落ち着かないとか、同じような場面で何度も不安が押し寄せてくると、しんどくなってしまいます。

だやさんが気づいているように、
今までのやり方が上手くいかないと感じているのは、
もしかしたらやり方を見直すチャンスかもしれません。

とはいえ、なかなかそんな風には捉えられないからこそジレンマに陥っている可能性がありそうです。

正解がないエンタメ業界。
ワタクシはくじひろも制作系の業界にいた経験があるので、
終わりがないのではないかという思いに駆られたことがあります。
手を抜けない、でもゴールが見えない。
疲弊してしまうんです。

もし、
予算を達成できたら、ノルマを果たせたら、人数を集められたら、
などなど定量的な目標があると動けたりするのですが、
終わりを自分で決められない、周囲にも決めてくれる人がいない、というような環境では不安は募る一方ですよね。

“心配性”、実はあなたの才能かもしれません

>もう頑張れないけど怒られたくない、そんなジレンマの狭間から少しでもいいので抜け出したい

このジレンマから抜け出す方法を一緒に考えさせていただこうと思います。
それから

>周りの目を気にする癖は治らず


この「癖」も一緒に見ていきたいのです。
ただ、本当に直す必要があるのかどうかも検討の余地ありです。

周りの目を気にすることとは
・心配のあまり気を配っている
・失敗を恐れている

この2点が考えられそうです。
いかがでしょうか。

もう少し詳しくみていきます。

心配を原動力に立ち回るのは、
先回りして状況を予測できる力でもあるので、決して悪いことではありません。

むしろ、そのような人が職場に一人でもいると、
危険を回避できたりトラブルを最小限に抑えることができます。
ただ、危険もトラブルも起きなかったことで、周囲の人々はその一人の努力や働きぶりを軽視してしまいがちです。

だやさんは心配性とのこと。
心配とは、周囲に心を配ることです。つまり気を配っていることに他なりません。

だやさんも、小さな頃から周囲に気を配り、
誰かを怒らせないように、イラつかせないようにと先手先手でベストな対応を完璧にこなしていたはずです。

子供の頃は誰に気を配っていたのでしょうか。
恐らくは、両親や友達だったのではないでしょうか。

「頑張りすぎる自分を、ちょっとだけゆるめてみる


さて、社会に出ると、気を配る範囲が一気に広がります。
心配するモノも倍増します。
お仕事柄、上司や同僚、最近では後輩にも、それから成果物や制作物にまで気を張り巡らせているかもしれません。

さらにエンタメ系では確実な正解がありません。主観で判断されることもあります。
昨日はOKだったのに今日はNGみたいなことも起こりうるし、突然進行が変わるなんてこともありうるでしょう。
そんな環境では、先を読むことができなくなってしまいます。

このような環境で、今まで通りの手法を使い続けるには、
もっと頑張って気を配る範囲をさらに広げるとか、
先の先の裏を読むとか、
離れ技みたいなことが要求されてしまいます。

なので、まずはその力を一旦緩めること。
気を配り先を読む力は、だやさんの才能です。
その力は、だやさんが「自分の手がけるもの」に注ぐに向けてみてください。

自分を褒める、労う一言


一方で、「失敗したくない」「怒られたくない」という思い。

誰もが失敗は怖いし、できたら避けたいのですが、
「失敗しない」を続けるのは、なかなか至難の業です。
完璧であり完全無欠の状態です。

この100%完璧を目指すことを止めてみることも1つです。

体調が万全でないこともあれば、運が悪い時もあります。それでも完璧を目指すとなると、120%、150%の力を出さなければなりません。

完璧である自分を手放し、不完全な自分を受け入れてみる

とはいえ、不完全な自分を受け入れるって、それも怖いですよね。

例えば、自分の対応したこと、成果物に対して
「ここまでよくやれた、すごい」
「よく頑張ってるよ」

と労うところから始めてみてください。

>成果物に対して全否定をされたり、真逆の意見を言われたりする

これも、嫌ですよね。成果物は自分の一部みたいな感覚になりますし、自分を否定された感じを受けてしまいます。

その言葉をそのまま受け入れるのもしんどくなります。

ここでは、あくまで誰かの一意見であるということに意識を向けて、
自分の成果物には適正な自己評価を与えてあげください。

自分に掛けた言葉は自分に返って来ます。
恐怖を煽ると恐怖が返ってきます。
自分を罵倒する言葉を、激励の言葉に変えてみてくださいね。

先を読みこころ配りできるのはだやさんの力です。
その上で、完璧のちょっと下、80%、70%を目指してみてください。
そして自分が行ったことに対して、労いの言葉を掛けてください。



不安→安心に切り替える「声かけワーク」

・ノートやスマホに今感じている不安を書き出してみてください。
 例)
「失敗したらどうしよう」「怒られたら怖い」「また迷惑かけたらどうしよう」など。

・その横に「それでも、私にできること」「それでも、大丈夫な理由」を書き添えてみます。
 例)
 - 「失敗したらどうしよう」→「でも、前にも失敗して学べたことがあった」
 - 「怒られたら怖い」→「でも、その経験を次に活かせる自分になってきた」
 - 「迷惑かけたらどうしよう」→「でも、ちゃんと謝れば関係は壊れない」

そして最後に、自分に優しいひと言を

怒られたら誰でも怖いですよね。
もし、万が一、「怒られてしまった」と感じた時には、
「怒られて嫌だったよね」「怖かったよね」と自分に寄り添いの言葉をかけてください。
怖い思いをした自分のままで終わらせずに、自分で自分を慰めること、これも大切ですよ。

最後に

不安があなたを動かしてきたのは事実。
これからは「自分への信頼」も原動力にしていけます。

まずは、自分の努力や思いやりに「よくやってるね」と声をかけてあげてくださいね。

お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。

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はくじひろ
HAKUg|sHIRO

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【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)

【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー

40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。