
こんにちは。
自分らしい人生を進むために
魅力や価値を伝え続けるカウンセラー
はくじひろです。
ココロノマルシェのご相談に回答いたしました。
*ココロノマルシェとは、根本裕幸氏「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。どなたでも無料でご利用いただけます。
たまさんからのご相談です。(相談文はこちら)
夫からの離婚宣言(度々)
はじめまして。
結婚して14年になります。
小~中学生の子が3人、共働き世帯です。
結婚当初よりは程度が良くなったと思うのですが、
年数回は、夫の機嫌が悪くなることがあり、
そのたびに私が責められ、「俺は本気だから、もうこの関係をやめよう」
「子が成人したら、別れよう」
など言い出します。
振返ると、きっかけはささいなことで目をむいて怒り出し、
いくつか不満に思っていることがあった、と突き付けてきます。
昔のように、その怒りを自分で引き受け、私が悪かったと謝ったり、という
ことは無くなってきているのですが、
「またか」、とこの噴火を防げなかったと、少なからず落ち込みます。
最初は、
「部屋のドアをきちんと閉めない」「電気の消し忘れ」などから始まり、
「何度言っても、俺の言うことを聞いてくれないから、
一緒にいる意味がない。このまま一緒にいても意味がない」などといった感じです。
いろいろとブログを読み漁る中で、私は夫に亭主関白だった父を投影しており、
また、見ていて嫌だった母のように、顔色を伺っている状態になってしまっているような気もしてきました。
夫自身にも、自己愛性パーソナリティ障害の方を引き寄せてしまうなど、
生い立ちなどに原因があるように思いますが、
夫を変えることは自分にはできないので、
まずは自分から、うまく境界を引いたり、自分が思うように生きられる人生を、結婚生活を維持しながら変えていきたいと思っています。
そうはいっても、根っこに愛情がある人だとは感じており、
毎日夕飯を作ったり、家族旅を企画したり、と別の人生を歩むことは
今の時点では想像できない自分がいます。
何かアドバイスを頂けると幸いです。
14年の月日を考えたら、すごく深い愛情で旦那さんに接しているんだと思いますよ。
それは、旦那さんを理解しようとする想いとこれから先も関係を続けたいという望みがあるからだと思うんです。
過去の父母の関係が、今の自分(たち)に似ていると感じるのは、
子供の頃に一番身近でみていた夫婦の関係性を知らずのうちに引き継いでしまっているのは、
心理学ではよく知られたパターンの継承です。
結婚して長いし愛情もあるし、相手からの愛情も感じるのに、良好な関係がなかなか築けない、これからどうしたらいいの?って思いますよね。
パートナーシップで、いつも愛情を持って接しているのにも関わらず、
通じ合えないと感じたり、
せっかくいい感じだったのに突然突き放されるような関係を何度も繰り返してしまう。
パートナーの不機嫌や理不尽な言動に振り回されてしまうとき、
「どうしたらいいの?」といつもいつも答えを探してしまいますよね。
でもその背景には、もっと深い“関係のパターン”が隠れていることがあります。
これからのために、今できることをお伝えしてみます。
自分の成長を見逃さないで
長い時間をかけて、試行錯誤したのではないでしょうか。
>結婚当初よりは程度が良くなったと思う
>私が悪かったと謝ったり、ということは無くなってきているのですが、
「またか」、とこの噴火を防げなかったと、少なからず落ち込みます。
過去の出来事に対しても冷静に振り返っていることが、自分自身の成長の証だと思うのんです。
それを続けられたことも深い愛情を持っていることでもあるんです。
まずは自分が以前とは変わった(成長した)ことを認めてあげてください。
成長があったということは、これからも変化を起こすことができるってことです。
決して同じ地点でぐるぐると彷徨っているわけではないんです。
今まで旦那さんばかりに注意が向けられてた分、自分へ関心を向けてください。
>「またか」、とこの噴火を防げなかったと、少なからず落ち込みます。
相手のせいにもせず被害者意識を持たないところは、責任感が強いところではあるのですが、いったん自分を責めずに、「相手の機嫌は相手のもの」と線引きしてください。
ちょっと補足をしますと(相談文から推測するに)、
自分の機嫌を他人のせいにするパートナーは少なからずいます。
相手に被害者意識を持たせようとするのですが、自分の機嫌を他者に委ねてしまっているため、機嫌を解消するのに時間がかかります。つまり自分で解消することができないんですね。
知っている関係性を無意識に選び続ける
一緒に生活をしていると旦那さんへの注意を外すことが難しいかもしれませんが、
まずはご自身とご両親の関係から紐解いてみると良さそうです。
>私は夫に亭主関白だった父を投影しており、
また、見ていて嫌だった母のように、顔色を伺っている状態になってしまっているような気もしてきました。
父親を旦那さんに投影しているってことまで気づけているんですね。
セルフワークをしたりブログを読んだりして掘り下げているかもしれませんが、
気づきの後には自分の心の奥を探る作業が必要です。
奥にある思いが、「投影」を引き起こしているからです。
・子供の頃、父のことをどう思っていましたか?
・当時、言いたかったことはありますか?
・言えずに飲み込んだ思いはありますか?
・もしそうならどうして言えなかったんでしょうか?
・今はどう思ってますか?
同じように母への思いも探ってみてください
自分の心の奥を覗きに行くには、少しハードな時もあります。
この辺りはすでにセルフワークで終わっているってこともあります。
そんな時は、昔の父母がどんな人だったのかを探ってみてください。
写真で振り返るのもいいし、親戚に話を聞くでもいいと思います。
できるなら直接、本人に聞いてみるでもOKです。
子供の頃に見た父母の光景は、インパクトを残します。
でも記憶としては曖昧なんです。
その記憶を確認するような作業をしてみてください。
思ってたことと違うことが一つでもあると、そこからまた捉え方や価値観が変わります。
「愛されているか」を試し続けるのは
父母の振り返りは、時間がかかりますし、
やっぱり身近にいるパートナーことが気になりますよね。
不機嫌を露骨に出して要求通りにすることを強制してくるところから亭主関白な感じを受けますよね。
>「何度言っても、俺の言うことを聞いてくれないから、
一緒にいる意味がない。このまま一緒にいても意味がない」
この言葉、おかしなことを言っているのにお気づきだと思うのですが、
旦那さんの結婚観やパートナーシップが反映されているようです。
言う通りにすることが結婚やパートナーシップではないですし、
一緒にいる意義も従えることでもないんです。
このような考えを持つに至る経験として、
不機嫌になると言うことを聞いてくれた経験があった
または
言うことを聞かないと否定されたり拒絶された
こんなことが挙げられます。
(別れる気は無いのに)別れようと言うのも、
相手の愛情を確認しないと不安になってしまうからです。
言うことを聞いてくれない
→ きっと気持ちが離れたんだ(思い込み)
別れようと言ってそうならなかったらまだ大丈夫かも
自分の中の不安の解消の仕方が、
相手の愛情の確認になってしまっているんです。
そして怒りで不安や怖さを隠そうとします。
たまさんから見ても、
そんなことしなくても愛情あるのに、与えてるはずなのに
と思うはずなのですが
旦那さんには、自分が「正しい」とする愛の形でなければ納得できないんです。
この「正しい」愛の形とは、旦那さん独特にも関わらず、
本人もそれを言語化できないために不機嫌になってしまうし、
他人が理解しようにもなかなかできません。
かつて、自分の言い分を聞いてもらえなかった、
拒否された経験をすると、本心を伝えることが怖くなってしまうこともあります。
なので
「私たち」の愛の形を見つけるのが難しくなってしまうんですね。
答えは“問題”ではなく“心の奥”にある
愛の形を見つけられないなら破綻なの?
って思ってしまうかもしれませんが、
簡単ではないだけであって見つけられないわけではないんです。
>まずは自分から、うまく境界を引いたり、自分が思うように生きられる人生を、結婚生活を維持しながら変えていきたいと思っています。
すでに対応していることで大丈夫です。
境界もうまく引こうとしなくても、心掛けることで大丈夫です。
それから、「投影を引き戻す」作業も有効です。
まるで父のような人と一緒になってしまった
と思うこともあるあるなのですが、
見えるところだけを引き継いでいるわけでは無いんです。
例えば、父や母に対して我慢し続けていた経験をたくさんしていたとしたら
我慢を強いるような相手をパートナーに選んでしまうことがあります。
馴染みある関係性を、
予測可能なこととして「安心」だと錯覚してしまうことがあるんです。
それから、パートナーにかつての自分を投影することもあります。
私も、もっと関心を持って欲しかった
私も、もっとわがままを言いたかった
そのような思いを刺激する人がパートナーになることもあるんです。
これらも心の奥を探っていくと分かったりするんですね。
相手を変えるより、自分の人生に戻る
もし、自分を投影しているかもしれないと思ったら、
まずは旦那さんではなく、自分を癒してあげてください。
気持ちに寄り添うことから始めてみてください。
過去の辛い経験や思いが蘇ってきたら、「辛かったよね」「寂しいよね」「嫌だよね」
とイメージの中でセルフハグをすると落ち着きます。
お子さんがいるので、お子さんをぎゅっとハグしてみるのもいいと思いますよ。
>そうはいっても、根っこに愛情がある人だとは感じており
ちょっと見つけにくい愛情なのかもしれませんが、
旦那さんの愛情をしっかりと感じているので
ここまで頑張ってきた自分、愛情豊かな自分を労ってくださいね。
最後に
これまでたくさん我慢して、向き合ってきたあなたは、もう十分頑張ってきています。
旦那さんありきの人生を思い描こうとするのも当然です。
その前に、これからは、
「どうすれば関係がうまくいくか」から離れて
「自分はどう生きたいか」
「私は私」と声掛けしながら
少しずつ視点を自分に向けてあげてください。
お読みくださりありがとうございます。
ご参考くださったら嬉しいです。
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はくじひろ
HAKUg|sHIRO
Xにて情報発信しています ▶️ @sHIRO_HAKUg
noteも更新中(過去のブログお読みいただけます)▶️ Life Create Labo
【経歴】
アパレル勤務
IT関連企業にてWebディレクター・プロデューサー
制作会社にてフォトSTUDIOマネージャー/イベント制作・運営
(就職氷河期世代、転職6回)
【資格】
産業カウンセラー
メンタルトレーナー
マスター・アートワークセラピスト
AAフリーダイビング1st取得フリーダイバー
40代で、やりたいことを追求する人生にシフトチェンジ。
ただ今フリーランスで心理相談師&アートカウンセラー。
「人生をクリエイトする」を体現中。
